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記事全文を読む→カリスマ馬券師・亀谷敬正「プロフェッショナル血統塾」〈関屋記念は非サンデー系が激走〉
関屋記念は馬場状態、コース形態の影響により、日本の主流能力である「中距離で直線スピードを発揮する能力」は、あまり問われません。相反する能力とも言えるスプリント能力や、道中のスピードの持続力が問われます。よって、日本の主流血統の要素を薄めた馬が好走しやすいのです。
日本の主流血統は、芝中距離GⅠを勝っている「サンデーサイレンス」を父系に持つ種牡馬。先に述べたように、関屋記念は「主流要素」を薄めた血統のほうが走りやすいため、「父も母父もサンデー系ではない」血統馬が狙い目になります。
過去5年を振り返っても、21年は「父も母父も非サンデー系」の馬が1、2着を独占。25年も上位馬の多くが非サンデー系の血を持っていました。
人気薄で馬券になった21年のカラテ(6番人気で2着)、25 年のオフトレイル(10番人気で2着同着)は、父か母父が非サンデー系でした。
また、米国指向のスピードの持続性が問われるため、その要素を強化する「米国型ナスルーラ系」も注目です。
【25年】2着同着のボンドガールは、母母父が米国型ナスルーラ系。
【24年】1着のトゥードジボンは、母父が米国型ナスルーラ系。
【20年】8番人気で2着したトロワゼトワルは、母母父が米国型ナスルーラ系。
過去をさかのぼっても、17年の勝ち馬マルターズアポジー(7番人気)や、19年の2着馬ミエノサクシード(6番人気)も、母父が米国型ナスルーラ系です。
なお、出走馬の国別血統タイプ、血統系統は「スマート出馬表」を参照してください。
アンパドゥは英国生産馬で、サンデーサイレンスの血を持たない馬。母父は世界のスーパーサイアー・ドバウィ。ドバウィの種牡馬能力自体は超一流ですが、日本競馬の適性は低め。ですが、関屋記念は日本の主流適性からズレた馬のほうが狙いやすいレースです。
アンパドゥの生産は世界の大富豪ゴドルフィン。昨年、人気薄で2着に好走したオフトレイルも、ゴドルフィンの生産馬でした。
クランフォードも同様に父・母父ともに非サンデー系の配合馬。母母父は「米国型ナスルーラ系」のテハノラン。先ほど書いたように「米国型ナスルーラ系」は、関屋記念に抜群の相性を示す血統タイプです。
亀谷敬正(かめたに・たかまさ)テレビ、専門誌などでカリスマ的人気の血統馬券師。HPはhttp://www.k-beam.com 推奨レース、期待値の高いデータ満載の出走表も配信中。著書「亀谷敬正の競馬血統辞典2」(オーパーツ・パブリッシング)ほか。
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