将棋界に新たな歴史が刻まれようとしている。日本将棋連盟通常総会で、女流最高峰タイトル「白玲(はくれい)」を通算5期獲得した女流棋士に「プロ棋士」資格を認める規定が可決されたからだ。これまでプロ昇段の道は奨励会三段リーグ突破か、編入試験合格だ...
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どんなスポーツや競技でも女性が活躍すると、世間の目が一気に注がれるものだが、「そこまでするか」と懐疑的な目が向けられているのが、日本将棋連盟による「制度変更」だ。羽生善治会長は4月22日に開いた記者会見で、女流最高位の「白玲」を通算5期獲得...
記事全文を読む→将棋の藤井聡太名人が、不利とされる後手番ながら永瀬拓矢九段との第1局を制し、名人戦3連覇に向けて好スタートを切った。2日制の初日、永瀬九段は封じ手「9八同香」(83手目)としたが、局面が動き出したのは2日目の午後だった。藤井名人は封じ手あた...
記事全文を読む→タイトル通算100期の偉業に向けて、日本将棋連盟の羽生善治会長がいよいよ本気モードになった。日本将棋連盟の次期役員を決める予備選挙には、立候補しないと表明したのだ。その理由を「やりきった」としているが、2023年6月に第17代会長に就任して...
記事全文を読む→空前の藤井聡太ブームで「観る将」が増加するなど、盛り上がりを見せている将棋界。日本将棋連盟の創立100周年となる昨年9月には、新たな将棋文化発展の拠点として、新将棋会館が完成。多くの将棋ファンが訪れている。そして3月25日、ついに待望の公式...
記事全文を読む→将棋の第74回NHK杯トーナメント準決勝第2局は、郷田真隆九段が近藤誠也八段を108手で下し、11年ぶりの決勝進出を果たした。郷田九段はNHK杯上位の常連で、優勝1回、準優勝2回の実績を誇る古豪。決勝にはすでに藤井聡太七冠が3年連続で進んで...
記事全文を読む→タイトル獲得通算100期まであと1期としている将棋界のレジェンド、羽生善治九段が「決断」の時を迎えている。3月6日に大阪・関西将棋会館で行われた第83期順位戦B級1組、最終13回戦で大橋貴洸七段と対局。102手で投了し、4勝8敗でB級2組へ...
記事全文を読む→藤井聡太の空前の人気により将棋ファンが爆発的に増える現状に対し、囲碁界はどうなのかといえば、これも2023年に自身初となる「七大タイトル」での三冠を達成し、日本囲碁界の頂点に立った若手棋士・一力遼を筆頭に、若手の活躍が目立つ。特に近年は、世...
記事全文を読む→A級棋士10人が意地とプライドをかけて戦う、通称「将棋界のいちばん長い日」が幕を閉じた。ここまで6勝2敗の佐藤天彦九段は、佐々木勇気八段に勝利すれば藤井聡太名人への挑戦が決定。最近よく採用している「三間飛車」で37手まで互角の勝負を展開した...
記事全文を読む→「リベンジ」と「八冠復帰」はならなかった。将棋の第10期叡王戦本戦トーナメント準決勝で、藤井聡太七冠が糸屋哲朗八段に100手で敗れ、失ったタイトルの奪還は来年以降に持ち越されることに。これまで2人の対戦成績は、藤井の8連勝。対局前の下馬評で...
記事全文を読む→将棋のプロ棋士になるためにはまず「奨励会」に入る必要がある。三段から6級までで構成されており、二段までは東西に分かれて行い、昇段規定をクリアして三段に到達すると、東西合わせたリーグ戦を半年単位で行う。勝ち上がった上位2名だけが四段になり、正...
記事全文を読む→昨年5月、趣味のフットサル中に左脚の前十字靱帯を断裂し、リハビリ加療中の将棋・渡辺明九段が、妻で漫画家の伊奈めぐみ氏と昨年に離婚していたと明かした。婚姻関係は解消したが、同居生活は続けるという。〈昨年、離婚しました。(足のケガとは関係ありま...
記事全文を読む→2月5日に行われた将棋の第83期B級組9回戦で、深浦康市九段が伊藤叡王を撃破。深浦九段はここまで3勝5敗だったが、1勝を上積みしたことで、降級点回避が見えてきた。一方、敗れた伊藤叡王は7勝2敗となり、順位戦3位に後退。3月5日に予定される丸...
記事全文を読む→将棋の渡辺明九段に、まさかの「A級陥落」の可能性が出てきた。渡辺九段は1月28日に行われた第83期名人戦・A級順位戦8回戦を「対局の続行ができない」として途中投了。昨年12月の7回戦も脚の痛みを理由に途中で投了しており、A級戦残り2対局を残...
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