名越薮中さんはこの本の中で、聖徳太子の外交手腕を高く評価されていますね。薮中はい。飛鳥時代と今の状況がよく似ていると思いました。名越時代を超えて学べるところがとても興味深かったです。薮中6世紀に隋という大国が急に誕生しました。そこで日本は遣...
記事全文を読む→聖徳太子
世界的に人気のある日本文化のひとつに「忍者=NINJA」がある。18年にニューヨークタイムズ紙が発行した「THE NINJA」は、アメリカ国内で大ベストセラーとなったほどだ。日本国内でも、忍者の存在はつとに知られている。今回は、実在したとさ...
記事全文を読む→9月9、10日にかけて「FNS27時間テレビ」(フジテレビ系)はテーマを「にほんのれきし」として石器時代から現代までを27時間かけて放送した。その中で、尾木ママ(教育評論家・尾木直樹)が「小学校の教科書では聖徳太子(厩戸王/うまやどのおう)...
記事全文を読む→江戸時代の創作が、そのまま後世に実像として伝わった最たる例が「忠臣蔵」だろう。浅野と四十七士が“善”で吉良が“悪”という構図は史実とは異なると、大石氏が解説する。「あれは人形浄瑠璃の創作『仮名手本忠臣蔵』の内容をなぞったもので、実際には吉良...
記事全文を読む→江戸時代になり、江戸に幕府が置かれることで、そこには巨大都市が生み出されていくが、その江戸の町からは、富士山の姿がよく見えた。そこが京都とは違うところである。江戸時代に富士山に対する信仰が盛んになるのも、そうしたことが影響していた。今の東京...
記事全文を読む→村山修験は江戸時代の後期になると衰えていく。代わって信仰を集めるようになったのが「富士講」である。こちらは戦国時代から江戸時代の初めにかけての人物である角行〈かくぎょう〉という、やはり修験者に始まる。角行は、富士山麓にある「人穴」で修行を行...
記事全文を読む→伊勢神宮の遷宮とは?そもそも仏教って何?宗教学者・島田裕巳氏が知っているようで知らない宗教の疑問を解説してくれる新連載がスタート。第1回は世界遺産登録の見通しとなった富士山。日本人の心のよりどころの富士山の歴史や富士講の謎を解き明かした。世...
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