名越トランプ大統領に接近したセイター以外にも、この本には多彩なスパイが登場します。前出のソ連崩壊につながる機密情報をフランスに流したベトロフも、世界を変えたスパイです。春名彼は実力はありましたが、エリートでないことに劣等感がありました。KG...
記事全文を読む→名越健郎
名越ウクライナ侵攻が始まって3年以上が経ち、英国防省はロシア軍の死傷者が100万人を超えたとしています。しかし、プーチン大統領は戦いをヤメませんね。春名プーチン大統領は、最初からウクライナのゼレンスキー大統領を殺害して、傀儡政権を打ち立てる...
記事全文を読む→「世界を変えたスパイたち ソ連崩壊とプーチン報復の真相」春名幹男/1067円・朝日新書89年の東西冷戦終結から現在のウクライナ侵攻までの舞台裏にはスパイの暗躍があった─。世界各国の情報機関は、どのような秘密工作を仕掛けてきたのか。国際ジャー...
記事全文を読む→名越井上さんは「つぶせ!裁判員制度」(新潮社)という本も出版されていますが、僕も裁判員制度は日本社会にはなじまないと思っています。井上そもそも日本は、国に対する不信の念があって作られた制度ではありません。アメリカやイギリスの陪審制は、国王が...
記事全文を読む→名越暴力団員に判決を下すこともあったそうですね。井上はい。傍聴席は組員の方たちでいっぱいになりました(笑)。名越怖くなかったですか。井上裁判所は無防備なので、もし彼らが暴れたら防御の手段はありません。でも彼らは場所をわきまえているので、今ま...
記事全文を読む→「裁判官の正体 最高裁の圧力、人事、報酬、言えない本音」井上薫/990円・中公新書ラクレ法曹界の中でもベールに包まれている裁判官。だが実態は「普通のサラリーマン」と明かすのは元裁判官で弁護士の井上薫氏だ。裁判官の日常生活や冤罪事件、そして裁...
記事全文を読む→名越今後、日本は激変したアメリカとうまくやっていけますか。藤原安倍政権と石破政権を比較すると、石破政権のほうがトランプとしっかり対応していると思います。名越それは意外です。藤原彼の世界には、敵か部下の2つしかありません。安倍元総理は部下とし...
記事全文を読む→名越アメリカのことを「プレデター(捕食者)」と表現されていますが、今後、日本にとってアメリカは潜在敵国になり得るとお考えですか。藤原モンスターという意味合いで使いました。アメリカは領土を拡大し、直接支配することをヤメた国で、他国にも植民地支...
記事全文を読む→「世界の炎上 戦争・独裁・帝国」藤原帰一/990円・朝日新書トランプ大統領の関税政策で世界は大混乱。高関税を課される日本の落としどころはどこにあるのか。アメリカを「モンスター」と指摘する国際政治学者の藤原帰一氏が、トランプの真意と日本の取る...
記事全文を読む→名越トランプ大統領が誕生して、世界を取り巻く環境が大きく変わりました。ウクライナ戦争も今年は停戦に向けた節目になりそうです。松田紆余曲折はあるでしょうけど、その可能性は高いでしょう。トランプ大統領はSNSでいろいろと言っていますが、それに一...
記事全文を読む→名越戦闘が激化した22年3月から、日本大使館はポーランドに移りました。キーウに戻ったのは10月。他国に比べて遅れたのは外務省の判断ですか。松田危険の感じ方は個人差がありますから、そのことをとやかく言うつもりはありません。ただ、翌23年は日本...
記事全文を読む→「ウクライナ戦争と外交 外交官が見た軍事大国の侵略と小国の戦略」松田邦紀/2200円・時事通信出版局ロシアのウクライナ侵攻開始から3年が過ぎた。果たして日本は、アメリカと欧州のどちらにつくべきなのか。前・駐ウクライナ特命全権大使の松田邦紀氏...
記事全文を読む→名越ロシアとの北方領土問題はどうなると思いますか?本書で指摘されていましたが、僕も色丹、歯舞の二島返還論ではなく、「四島」に戻るべきだと思います。四島と二島では交渉のポジションや迫力が全然違ってきます。山上二島といっても面積では7%ですから...
記事全文を読む→名越「Asagei Biz」のウェブ連載を抜粋した第4章「弱腰外務省の実態」では、「不倫の外務」と呼ばれる実態も書かれています。僕も海外勤務中、昼間の外交活動はおとなしいけれど、夜の街では元気になる「上半身アジア系」、「下半身ラテン系」とい...
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