芸能

加藤茶 かみさんの向上心が強いから「倒れても安心」

テリー ブーさんと仲本さんはお元気なんですか。

加藤 うん、元気だね。でも、もっと生きててほしかったヤツが先に逝っちゃって、どうでもいい3人が残っちゃったから(笑)。ブーと仲本でしょう。これを引っ張っていかなきゃいけないんで、大変ですよ。

テリー 今、3人で揃うことは?

加藤 今度3月6日だったかな、「高木ブー88歳ダョ!全員集合」っていう配信ライブをやるんですよ。ももクロ(ももいろクローバーZ)なんかも全員で出てくれたり、いろいろ豪華なゲストが来てくれてね。この時に3人で歌ったり、しゃべったりします。

テリー いいですねぇ、俺、絶対見させてもらいますよ。3人は息ピッタリだから。楽しみだなぁ。

加藤 でも今、ブーに「そうだよね」って投げても、すごい間が空くんだよね。

テリー 返事が返ってこないの?

加藤 そう。で、こっちは「オーイ!」って、ひっくり返ったりね。逆にそれがおもしろいんだけど。

テリー 今までやってなかった笑いですね。

加藤 でしょう。ほんとは志村が70になったら、4人でそういうコントをやろうぜって言ってたのよ。こっちがひっくり返ると、見てる人が「あ、まだ元気だ」ってわかるんで、絶対やろうって。そしたら先に逝っちゃったんで、どうしようかなと思ってたんだけど、まぁ3人でもやれるかと思って。

テリー やれますよ。

加藤 仲本も80になるんだけど、まだまだ元気だからね。そういう感じでブータンをちょっと引っ張り出して、いじっていこうかなと。

テリー ブーさんってもう88なんだね。加藤さんより10も上だったんだ。

加藤 でも、今でもウクレレ弾いて歌わせると、いい声だからね。ほんと声だけは年取らない。

テリー そうですよね。実は俺も最近聞いたんですけど、すごいよね。

加藤 うん。ブータン、88歳でまだ頑張ってて、すげぇなと思って。引っ張っていけば、黙ってついてくる人だからね。前に長さんが言ってたんだけど、「たぶん世界中の人がみんな死んでも、お前とゴキブリだけは生きていく」って。案の定長生きしてるよね(笑)。

テリー 加藤さん、もう最近は遊んでないの?

加藤 そうだね。今はかみさんもいるし。

テリー いい奥さんと結婚したからね。

加藤 やっぱりすごいのは介護の資格(介護福祉士初任者研修)を取って、その上の資格(介護福祉士実務者研修)を取って、今またね、何か取るって頑張ってるよ。

テリー 向上心が強いね。

加藤 強いですね。俺、その本読んだら難しくてわかんない。こんなクソ難しいことよくやるなと思って。

テリー 自分の奥さんが何かにチャレンジしてるのは、旦那としては誇りになりますよね。

加藤 そうね。だから俺が倒れても安心して任せられるなと思って。

テリー でも、こうやってお話ししてもまったく元気なんだから。あと、大御所感が全然ないですよね。

加藤 俺、「師匠」とか「大御所」って言われるの嫌なんだよね。そう言われ出すと世間体を考えて、バカできなくなっちゃうから。そうならないように「師匠」って呼ばないでくれって。普通でいいの。「加トちゃん」って呼んでくれれば、こんないいことはないですね。

◆テリーからひと言

 加トちゃんは相変わらずひょうひょうとしてて、昔からずっと知ってる加トちゃんだったな。いつまでもそのまま現役で、ジジババコントを突き詰めていってください。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身