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Posted on 2026年03月03日 17:30

「ドンデコルテ」渡辺銀次の底力を見た!「ドッキリ漫才」にハメられたのにアドリブネタがスゴすぎた「200%大ブレイク」確定

2026年03月03日 17:30

 以前、このサイトで書いたことだが、「M-1グランプリ」には「優勝者よりも準優勝者の方が売れる」という説がある。2004年の南海キャンディーズ、2008年のオードリー、2010年のスリムクラブ、2019年のかまいたち、2024年のバッテリィズ等々、その例はいくつも挙げられる。そして昨年、惜しくも準優勝に留まったドンデコルテ(渡辺銀次、小橋共作)も、間違いなく2026年は飛躍の年になると予想した。

 そして3月2日の「くりぃむナンタラ」(テレビ朝日系)の企画「もうええわを言わない相方たち」での彼らのパフォーマンスを見て、私の予想は確信に変わった。
 これは「漫才の締めワード『もうええわ』をツッコミが言わなかったら、ボケはどんな反応をするのかを検証するドッキリ」で、2月23日の前半戦は、たくろうと豪快キャプテンが、今週の後半戦はコットンとドンデコルテが、この企画のターゲットとなった。

 毎回、ニセのネタ見せ番組に呼び出された複数組の芸人は、普段通りに漫才を披露するも、大オチの段階になると、ツッコミ側(このドッキリの仕掛け人)が「もうええわ」に該当する締めの言葉を言わないため、漫才を終わらせることができず。
 その状況にボケ側がテンパってあたふたしたり、呆気に取られたりする姿が見どころなのだが、時にはドッキリのネタばらし前の舞台裏で、ボケ側が「どういうつもりだよ!」とキレて喧嘩になることさえある。

「『もうええわ』の向こう側」、つまり本来はそこで終わるはずの漫才を無理やり延長した場合、大抵はグダグダな展開になるのがお約束。今回のたくろう、豪快キャプテン、コットンの3組もご多分に漏れなかったのだが、ドンデコルテだけは違った。
「M-1グランプリ2025」の決勝戦でも披露し、彼らの名を世に知らしめた「デジタルデトックス」のネタを普段通りに進めていくが、ツッコミの小橋が締めゼリフをいつまでたっても口にしない。

 一瞬、慌てたように相方を二度見する渡辺だったが、その後はアドリブとは思えないほどスラスラと、あの独特な演説口調で喋りまくる。それこそ「往年の鳥肌実を彷彿させる」とされた、思想家のごとく溢れ出す言葉は、しっかり笑いを取りながらも、妙に納得もさせられてしまう。本ネタと比べても、見劣りしないものばかりだ。ドッキリを仕掛けられての戸惑いなど一切なく、むしろ水を得た魚のように「銀次ワールド」を展開したのだった。

 これはもう間違いなく、ドンデコルテは今年、大躍進すると断言する。ヘタすりゃボケの渡辺は、既に決勝出場が決定している「R-1グランプリ2026」と、今年の「M-1グランプリ」の両方で優勝して二冠王者になるかもしれない。ホンマかいな。ホンマです。もうええわ。

(堀江南/テレビソムリエ)

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