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記事全文を読む→村上宗隆「20号アーチ」のホワイトソックスで「もうひとりの日本人メジャー野手」への絶大な期待値
リーグ単独トップに躍り出る、村上宗隆の20号アーチが飛び出した5月27日(現地時間)、ツインズ戦はホワイトソックスが15-2で大勝した。ワンサイドゲームとなったからだろう。ホワイトソックスのもうひとりの日本人選手である西田陸浮が、二塁手で途中出場した。
西田はツインズ4連戦の初戦(5月25日)にメジャー昇格し、9番・右翼でデビューした。マイナーでは主に外野を守っていたが、二塁手でスタメン出場することもああった。
25歳の西田は野球強豪の東北高校を卒業後、アメリカの短大に留学し、その後、オレゴン大学に編入して、2023年にドラフト11巡目でホワイトソックスに指名された。公式プロフィールでは5.51フィートとあったので「168センチ」と小柄な選手だ。しかし俊敏な動きと肩の強さが評価され、3年弱でメジャーデビューを果たした。
「11巡目の指名というと、全体で300位以下になります。この順位で指名された選手としては、かなり早いメジャーデビューです」(MLBライター)
そもそも地元シカゴでは、期待値の高い若手だったようだ。地元放送局「シカゴ・スポーツ・ネットワーク」の番組MCチャック・ガーフィーン氏は、マイナー戦での西田のレーザービーム返球の映像を公開し、〈まだ知られていない有望株〉と自身のXで紹介していた。
「ガーフィーン氏は人気の高いMCなので、フォロアーが多いんです。だから、ニシダの名前が広まっていきました」(現地記者)
西田はここまで3試合7打席に立ち、2安打。メジャー初打席は空振り三振だったが、第2打席で出たメジャー初ヒットはスピードプレーヤーらしく、セカンドへの内野安打。今後は村上との日本人コンビとして活躍が期待される。
優勝争い上位チーム&大都市チームへの放出情報
現在、ホワイトソックスは世代交代を進めている最中であり、
「4月に26歳のレニン・ソーサをブルージェイズに放出し、ドラフト指名権の見返りを求めました。村上も26歳と若いですが、資金豊富な球団ではないので、ペナントレースの展開次第では価値が高まったところで上位チームに放出し、もっと若い低年俸のマイナー選手を複数、得るとの見方がなされています」(前出・現地記者)
ニューヨークやボストンでは村上の活躍を報じながらも、守備難というマイナス面を挙げている。「トレード・ルーマー」誌では村上の放出は時間の問題としつつも「ヤンキース、ドジャース、パドレスなどの優勝争いをしているチームは、守備のできる選手でなければ獲らない」のだと…。であれば、西田の方が魅力的に映るのだろうか。
村上のトレード説は、以前からたびたび出ていた。そして西田も大都市チームに移籍する可能性があるという。日本のメジャーリーグニュースでは全くのノーマークだった男への関心度が、にわかに高まってきた。
(飯山満/スポーツライター)
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