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記事全文を読む→内閣広報官が「Xアカウント」を開設したのはなぜか…「意図」を問い質した朝日新聞の「よく使う主張」
佐伯耕三内閣広報官が自身のXアカウントを開設したことについて、6月2日の記者会見で朝日新聞記者が質問した。1カ月の試行期間の投稿には報道を論評する内容もあったとして、
「こうした投稿には、報道を萎縮させるのではないかという懸念もある。このアカウントには報道を牽制したり、監視したりする意図もあるのか」
これに木原稔官房長官は、次のように答えている。
「メディア等による報道を監視したり、牽制したりするという意図はない」
「萎縮」というのは、朝日新聞をはじめとするリベラルメディアや野党が、時の政権の政策に反対する時によく使う言葉だ。
佐伯氏が秘書官として仕えた安倍晋三元首相は2016年2月の衆院予算委員会で、自民党憲法改正草案を受けて、民主党の階猛衆院議員(現・中道改革連合幹事長)からこんな質問を受けた。
「言論機関が権力者の意向を忖度し、権力者への批判を控えるようになるのではないか」
内閣官房参与が高市首相を羽交い絞めに!?
安倍氏はなんと反論したか。
「今日、帰りにでも『日刊ゲンダイ』を読んでみてくださいよ。これが萎縮している姿ですか。全く萎縮していない。むしろ言論機関に対して失礼だ」
安倍氏の路線を継承する高市早苗政権に対し、今も「日刊ゲンダイ」は「『笑顔』と『ウソ』じゃごまかせない スマイル高市で国会からも会見からも逃げの一手」(6月1日の見出し)と批判を続けている。
朝日新聞は原稿には入れなかったが、木原長官は、
「今後とも事実関係に基づいた正確な発信を、積極的に行っていきたいと考えております」
と述べている。
最近の報道には、今井尚哉内閣官房参与が高市首相を羽交い絞めした、あるいは自民党の麻生太郎副総裁が高市首相と昼食を食べた際、焼き魚に手をつけなかった…というものがあった。
主義主張の違いはともかく、木原氏が強調した「事実関係に基づく」ことが重要なのは間違いない。
(岡田哲司/政治ジャーナリスト)
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