スポーツ

視聴率41.9%の好発進でもWBC中国戦後に問題になった「TBSアナの余計な豪語」

 世界屈指の戦力で、中国代表に手こずりながらも8対1で快勝した侍ジャパン。

 圧倒的主役の大谷翔平の二刀流が事前に予告され、世帯視聴率が41.9%と、WBC1次ラウンドの初戦で、歴代WBCでは2位の視聴率を記録。改めて注目度の高さを伺わせた。

「普段、野球を見ない人たちが大勢、チャンネルを合わせたようです。その証拠が、WBCそのものへの興味ではなく『いま大谷見てた』と、大谷目的だったツイートがとても多かったこと」(スポーツライター)

 ところがそんな大盛況の中、物議を醸す「事件」が起きていた。スポーツライターが続ける。

「中国戦、韓国戦を放送するTBSの井上貴博アナウンサーが番宣含みとはいえ、3月5日放送の『サンデー・ジャポン』での発言が再び取り沙汰されたのです」

 井上アナの問題の発言を再現すると、

「どこの局が放送するかは、さほど重要ではありません。とにかくWBCにこれだけのメンバーが集まるのは、最初で最後なんじゃないかって言われてます。野球をご覧になったことのない方は、一回見てみてください。WBCを見てつまらないと感じたら、野球はつまらないものです」

 視聴者に向け、そう熱く語ったのだが、これが中国戦後にクローズアップされることに。中国の投手陣が死四球をあまりに連発させたことで「四球ばっかりでクソつまらなすぎて途中で見るのやめたから、野球はつまらないってことでいいですよね」というような皮肉コメントが出たのである。さらには「サッカーに比べてだらだら長すぎ」「大谷以外つまらなかった」などなど…。

「確かに目の肥えたプロ野球ファンからは、面白い試合だったという評価は決して多くなく『こんな試合で野球がつまらないと思われたら、プロ野球が気の毒』と、WBCに熱くなりすぎて余計なことを豪語した井上アナを揶揄する意見は少なくありませんでした」(前出・スポーツライター)

 とはいえ、イマイチな試合内容でも大谷の二刀流でツカミはOK。この後、にわかファンが「大谷見てた」ではなく「WBC見てた」と変化していくのかどうか。韓国戦やオーストラリア戦、そして決勝ラウンドではどんな視聴率が飛び出すか、それはそれで楽しみなのである。

(山田ここ)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか
5
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)