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記事全文を読む→世界の福本豊<プロ野球“足攻爆談!”>「阪神失速の原因は投手だけやない」
阪神の勢いが交流戦で失速した。5月は球団最多タイの19勝と独走ムードが漂ったが、パ・リーグ相手に7勝10敗1分で終了。最大6.5差まで広げたDeNAに2.5ゲーム差に迫られた状態でリーグ戦再開となった。岡田監督は「そんなにうまくいかんねんから、野球って。借金3つでもよういった」と振り返っていたが、内心ショックやったはず。特にクローザーの湯浅、岩崎で9回逆転負けの3試合が誤算やったと思う。
湯浅はボールの勢いが昨年とはまったく違う。球速自体はそんなに変わらなくても、切れや投球フォームの微妙な違いで、プロの打者にとっては打ち頃の球となってしまう。マウンドでの雰囲気も違う。大ブレイクした去年は怖いもの知らずで腕を振れていたのが、2、3度続けて打たれると、自信がなくなってくる。弱気な心は打者にも伝わる。「打てるんちゃうか」と思われるだけで苦しくなる。逆に絶対的なクローザーになると、出てきただけで打者は白旗の感じになり、顔で抑えることができる。
15日のオリックス戦での登板は心まで打ち砕かれた感じやった。1点リードの9回に1死から甘いフォークを頓宮に左翼席に同点アーチを運ばれ、2死からは杉本にストレートを甲子園の左翼席中段にまで運ばれた。まだ裏の攻撃が残っているのに、湯浅はマウンドで膝をつき、放心状態となった。あの姿を見せられたら、岡田監督が「もう投げさせられんよ」と、2軍での再調整を命じたのも当然。技術ももちろんやけど、もう一度メンタル面の立て直しをしないといけない。
ただし、悪いのは湯浅だけではない。捕手の梅野も反省しないとアカン。ノムさん(故・野村克也氏)が僕によく言っていた。「フク、ホームランを防ぐいちばんいい方法わかるか? 歩かせることや」と。特に杉本のホームランは、配球で防げたはず。真っすぐ一本で待っているところに真っすぐを投げ込んだら、打たれても仕方がない。9回2死で絶対にホームランだけは避けなければいけない場面。四球で歩かせても簡単に盗塁はできないし、もっとボール球で誘うような慎重さが欲しかった。
代役クローザーの岩崎も2日後の17日のソフトバンク戦で、1点リードの9回に3失点で逆転負けした。ただ、岩崎の場合はこれまでも何度も痛い目にあった経験を乗り越えており、心は折れてないはず。時には打たれることがあっても、しばらくは岩崎にクローザーを任さざるをえない。
でも、湯浅の不調を見ていると、どうしてもWBC代表の後遺症と思ってしまう。NPBとは違うボールで自主トレ、キャンプと投げ込んできて、いざ開幕して日本のボールを投げるとなれば、感覚に狂いが生じるのかな。シーズンに備えていちばん大事な時に違うボールで準備しているんやから。走り込みなど練習量もどうしても落ちると思う。湯浅以外にも特に経験の浅いリリーフ投手、オリックス・宇田川、広島・栗林などが調子を崩している。
そう考えると、大谷はWBC球に近いメジャー球を使っているのもあるけど、さすがの成績を残している。メシ会に誘われても、トレーニングや睡眠を優先して断る確固たる信念で、その先のシーズンを見据えていたからやと思う。WBC優勝の栄光を曇らせないために、湯浅も完全復活しなアカンな。
福本豊(ふくもと・ゆたか):1968年に阪急に入団し、通算2543安打、1065盗塁。引退後はオリックスと阪神で打撃コーチ、2軍監督などを歴任。2002年、野球殿堂入り。現在はサンテレビ、ABCラジオ、スポーツ報知で解説。
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