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記事全文を読む→「ホワイトソックス村上宗隆の弟」村上慶太「守備力に不安」でもプロ入りに追い風!セ・リーグDH導入で「評価アップ」の指摘
4月15日に等々力球場(神奈川県川崎市)で開催された東都大学野球2部リーグ・日本大学対拓殖大学2回戦。スタンドの大学関係者やファンの視線をひときわ集めていたのが、日大の7番ファーストでスタメン出場していた村上慶太である。今季からホワイトソックスに所属する村上宗隆の実弟なのは見た目からも疑いようがないだろう。兄を上回る190センチの体格はチーム内でも頭一つ大きい存在だった。アマチュア野球に詳しいスポーツ紙デスクが解説する。
「名前が最も注目されたのが、高校3年生時に出場した2022年夏の甲子園大会でしょう。熊本県代表・野球強豪校・九州学院大附属高校の主砲としてチームのベスト8進出に貢献。その年の9月に開催された国体でも高校通算7号となるソロアーチを放ちました。ちょうど兄の宗隆が三冠王を戴冠したシーズンだっただけに、『令和の三冠王』の弟として秋のドラフトでも指名候補の1人と目されていましたが、指名漏れの憂き目に遭いました。翌年から進学した日本大学でもレギュラー争いに敗れて控えに甘んじる時代を長く過ごしていました」
血のにじむような努力の成果が花開いた。最終学年を迎えた今春のリーグ戦では、毎試合にスタメン出場を果たしている。
2部とはいえ、「戦国東都」と呼ばれるほどの実力が伯仲している強豪がひしめき合うリーグ。それだけに、目覚ましい活躍をすれば、プロへの道も開きそうだが、そんなに甘い話でもないらしい。
「現状では支配下で指名する球団はないでしょう。というのも、兄譲りのパワーがある割に、打撃はリーグ内でも屈指の存在にはなれていません。コンタクト能力と選球眼には大きな課題があります。しかも、守備があまりにもお粗末で…」(前出・スポーツ紙デスク)
円安で外国人選手は獲得しにくい環境で…
この日の3回にも、ピッチャーゴロを受けた投手の送球を捕球できずに出塁を許す場面があった。さらに、村上のエラーとしては記録されなかったが、ショートバウンドの送球を処理できずに後逸する場面も2度あるなど、守備力に不安があるのは傍目にも明らかだった。もっとも、プロ入りには追い風も吹いているようで、
「来シーズンからセ・リーグにもDH制が導入されます。その枠は助っ人外国人に充てるのが合理的ですが、昨今の円安では有力な外国人選手を獲得しにくい環境で、MLB出身選手でも質が担保されているのか怪しいもの。ならば、育成ドラフトで打撃特化型の選手を獲得して育成したほうが低リスクで済みます。セのDH元年を目前にしているだけに村上のようなパンチ力を売りにしている選手は例年よりも指名されやすくなるでしょう」(前出・スポーツ紙デスク)
翌16日にはDHでスタメン出場。苦手を克服するよりは得意をひたすら伸ばしたほうがプロの門は開かれるかもしれない。
(五代晋作)
平成ひとケタ生まれのゆとり世代。プロ野球や大相撲をメインにスポーツを取材する。密かなライフワークは日本の映画&ドラマ鑑賞。動画配信サブスクが手放せない。
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