社会

「サイゼリヤ」サラダにカエル混入事件で「カエルは悪くない」の正論

 11月なのに夏がぶり返したような日本列島は、まさに地球温暖化を実感する気候だ。これではカエルも初夏の産卵期と勘違いするだろう。

 イタリア料理ファミリーレストランを展開する「サイゼリヤ」の3つの店舗で、サラダの中に相次いでカエルが混入する「事件」が起きた。同社は神奈川工場で製造したカット野菜のレタスに混入していたと発表したが、「(レタスの)葉は1枚ずつ剥がして裏表を確実に目視点検してから工程に流すよう変更した」とし、再発防止に努めることを明らかにした。

 トラブル発覚後の対応は素早かったといえるが、実際に「サイゼリヤ」を利用した家族へのインタビューが話題になっている。

母親「でも、カエルは悪くないからな」

娘「(今後、サラダを)絶対に食べたくないということはない」

 確かにカエルは悪くない、には共感できるものではある。フードライターが言う。

「自宅でレタスを食べていても、ごくまれに虫が出てきますよね。自家栽培している野菜には、もっといろんなものがついています。気を付けていたとしても検査をすり抜けてしまうことはありますが、まさにチェーン店などのセントラルキッチンの弊害でしょう。よく洗い、出す前に目視でチェックする、という作業がおろそかになっていた点は問題です」

 ちなみにカエルの視点でいえば、また暑くなってきたことで、季節外れの産卵をしてしまっている地域もあるようだが、

「カエルも種類によってはバイ菌や毒を保有していますから、生で使う葉物はやっぱりよく注視して洗うのがベストです」(前出・フードライター)

 当たり前だが、気を付けるべきは人間である。

(小津うゆ)

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