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【能登半島地震】無理やり被災地入りする人たちの迷惑度と「黙って寄付派」大谷翔平・香取慎吾ら有名人の落差

 被災地は目立ちたがりのための道具ではない。能登半島地震に見舞われた石川県などが不要不急の移動を自粛するよう呼び掛ける中、現地入りして避難者向けの炊き出しカレーライスまで食べた、れいわ新選組の山本太郎代表が大バッシングを浴びている。

 あるいは私人逮捕系YouTuberとして活動して逮捕され、昨年12月に釈放された煉獄コロアキこと杉田一明氏は、周囲の反対の声に逆らって石川県へと向かい、無謀な行動を繰り返している。社会部デスクが言う。

「インフラが脆弱な被災地での救援は、自衛隊など専門部隊に任せるべきです。訓練されていて食、泊、燃料を自己で持っており、被災地に全く負担をかけず救助してくれます。今はヒーロー気取りで個人が最前線で救援できる状況ではありません。優先すべきことを排して、なぜ行くなと言われているのに行ってしまうのか。ドシロウトが行っても迷惑をかけるだけ。俯瞰して後方支援に徹するのが基本です」

 一方で称賛されているのが、セレブたちだ。ドジャースの大谷翔平は被災地支援のため、球団と100万ドル以上を寄付。浜崎あゆみ、AAAの西島隆弘、YOSHIKIも1000万円を寄付した。香取慎吾、稲垣吾郎、草彅剛は共同で5000万円を届けている。ほかにエイベックスの松浦勝人氏や神田うの、堀江貴文氏らも節税、税金対策を兼ねて、水面下で寄付を行っているという。

「本当に被災者のことを思うならば、迷惑をかけず、できることをするのが筋ですよ。セレブのように、自分のできる範囲で募金をして見守ることが一番です」(前出・社会部デスク)

 無理やり押しかけたり、支援まがいの自己満足は論外。可能な範囲で募金や寄付をして石川県の産物を買い、落ち着いた頃に現地へ足を運んでお金を落とすことが、我々のできることではなかろうか。

(佐藤恵)

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