芸能

「寅さんは死んでいる人。想像上のお兄ちゃん」内藤剛志の独自すぎる解釈にナットクするのはなぜか

 テレビ朝日系で断続的に放送されている「警視庁・捜査一課長」シリーズで主役の大岩純一捜査一課長を演じるのは内藤剛志だ。この作品で共演したナイツ・塙宣之のYouTubeチャンネル〈ナイツ塙会長の自由時間〉に、内藤が出演した。

 本田博太郎が演じる笹川健志刑事部長の登場シーンについて、塙が言う。

「ワケがわかんない。ロッカーから出てきたり、空から降りてきたり、いろいろやって、やっぱりみんな現場も笑って。僕は本当にはじめ、笑いを堪えるのに必死で。でも内藤さんは全然笑わないで、真剣にお芝居されたから…」

 これに内藤が答える。

「僕の頭に脳内再生される、昔の素晴らしい上司なんだよ。あれはだから死んでる人なんだよ。寅さんも、あれは死んでる人なんだよね。寅さんて、みんな生きてる人だと思ってるけど、亡くなってる人なんだよ。寅屋の人が思っている、想像上のお兄ちゃん。俺はそう思ってるんだよ。そう見ると簡単っていうか…」

 この独自すぎる解釈に、視聴者はナットクの様子で、「そう解釈したら、確かにいつも噂したら寅さんが帰って来るな、あれも脳内再生か…」といった声が相次いだ。

 渥美清が車寅次郎を演じた映画「男はつらいよ」は、1969年8月に第1作が公開され、1995年まで48作が製作された。実はこのシリーズ、テレビドラマが先で、1968年から1969年までフジテレビ系で放送されている。

「ハブ酒でひと儲けしようと考えた寅次郎が、ハブに噛まれて死ぬ、といった結末を最終回で迎えました。視聴者から抗議が殺到し、映画化に繋がったわけです」(エンタメ誌ライター)

 内藤の独自解釈が、案外その通りに思えてくる。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「花咲舞が黙ってない」第3シリーズ「主演候補」は今田美桜のほかにもうひとりいた
2
【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる
3
やす子に異変!最大のストレス発散法「貯金額を見る」で大いに問題になること
4
テレビ朝日・斎藤ちはるアナ「ラグビー姫野和樹とお泊まり交際」に局内大歓迎の理由
5
佐々木朗希・佐藤輝明・堂林翔太の「欠陥プロ野球カード」に「マニア大量購入⇒高額転売」のウハウハ