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記事全文を読む→メッシ出場「コパ・アメリカ2024」よ、お前もか!アマプラ生中継に「なぜ?」の不満が噴出したわけ
欧州のナショナルチームの頂点を決める「ユーロ2024」が開幕し、サッカーファンにとっては、睡眠不足の日々が続いていることだろう。
そんな中、怒とうの展開で日本時間の6月21日には、南米のナショナルチームの最強を争う「コパ・アメリカ2024」が開幕する。
厳密ではないが、原則4年ごとに開催される本大会は、南米サッカー連盟が主催する「世界で最古」のナショナルチームによる大陸選手権だ。
ユーロとあきらかに違う点は、南米以外の国が「招待国」として参加すること。今大会はアメリカで開催されるという理由で、北中米カリブ海サッカー連盟に加盟する、アメリカ、カナダ、メキシコ、ジャマイカ、コスタリカ、パナマが参加して熱戦が繰り広げられる(出場は計16カ国)。
実は、日本も1999年と2019年に出場している。しかし、両年ともグループリーグで1勝もあげられずに敗退し、国際親善試合では味わえない、世界との差をまざまざと見せつけられた。
欧州トップリーグで活躍する選手や、足元の技術に優れた南米の〝金の卵〟が揃うだけに、サッカーファンなら是が非でも観戦したいところだ。そこで気になるのが、日本での放送予定だが…。
ユーロ2024では、開幕1週間前までテレビ局やネット配信局が決まらず、ファンをやきもきさせた。ところが、急転直下でWOWOWが全51試合の配信(月額視聴料は税込み2530円)を発表すると、2日後にはABEMAが全試合無料生中継すると発表し、途端に「騒動」へと発展してしまった。
同様に、コパ・アメリカ2024は配信局が不透明だったが、やはり開幕直前に進展が見られた。しかし、これがどうも手放しでは喜べないモヤモヤっとする内容のようで、またしてもサッカーファンを渋い顔にさせている。サッカーライターが話す。
「6月6日に『Amazon Prime Video(以下、アマプラ)』のライブ配信が決定しました。配信予定はブラジル、アルゼンチンのグループステージ6試合と、決勝トーナメント8試合の計14試合です。アマプラといえば、通常会員の月額プランの料金は600円。有料とはいえ、試合を見られるだけよかったと、一旦は誰もがホッと胸を撫で下ろしたんです。ところが、開幕3日前の6月18日に、今度は『サッカーキング』の公式ユーチューブで、グループステージの18試合を無料生配信すると発表しました。これには当然、歓喜と驚きの反応がありましたが、生配信の予定リストを確認すると、アマプラで配信されるアルゼンチンとブラジルの試合がないんです。サッカーキングが配信するのは、それ以外の国のグループリーグの試合のみでした」
ユーロ2024では、あわててWOWOWと契約したファンをあざ笑うかのような、ABEMAの「後出しじゃんけん」が一部から批判された。それと比較すれば、今度は見られなかったはずの試合を見せてくれるという意味で、「サッカーキング」が救いの手を差し伸べたと解釈できるはずだが…。サッカーライターが続ける。
「大会を楽しむ以上、熱心なファンは全ての国の試合を見たいですからね。配信してくれるサッカーキングに文句は言えません。ですが、コパ・アメリカで王国ブラジルと、カタールW杯優勝国でメッシが出場するアルゼンチンを見られないのは、飛車角落ちどころか、金と銀もないのと同じ。結局はアマプラ有料会員であることが前提の応急処置といえます。それなら、アマプラで全試合中継してほしいという声が出るのは当然で、どうにも中途半端ですね。ユーロといい、コパといい、サッカーファンは『なぜ?』の連続で、放送権料をめぐる配信メディアの思惑や事情に振り回されている印象です」
日本時間の深夜から明け方がメインのユーロとは違い、コパ・アメリカは全試合が午前7時から10時のキックオフだ(開幕戦は6月21日午前9時)。時間的には見やすいと感じる人が多いだけに、そんな細かい不満を忘れてしまうような、最高の大会になることを願いたい。
(風吹啓太)
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