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Posted on 2024年06月24日 11:55

西武・高橋光成「開幕8連敗」ワースト屈辱は「大雑把な制球力」を放置して「筋肉マン」に改造したから

2024年06月24日 11:55

 6月23日のオリックス戦に惨敗、西武ライオンズ・高橋光成が球団ワーストとなる開幕8連敗を記録し、2軍落ちを通達された。高橋の「勝てない理由」を探っていくと、「シーズン100敗ペース」での低迷が続くチーム事情が見えてきた。スポーツ紙記者が舞台裏を明かす。

「渡辺久信GMが監督代行になる前から、『高橋を2軍に行かせて再調整させるべき』という意見は出ていたんです。その反面で『チャンスをやろう。きっと立ち直ってくれる』として、首脳陣の決心がつきませんでした。代わりの先発投手が見つからなかった、というのがホンネでしょう」

 ここまで勝てない理由として「オフのトレーニングに失敗した」という指摘がある。昨季と比べて一目瞭然だが、いかにもユニフォームがきつそうなマッチョマンに変貌したのだ。筋トレのやり過ぎで失敗した投手は過去にもいたが、

「投球が大雑把なんです。捕手が構えたところを狙って投げても、直球、変化球ともに『だいたい、このへんに』という制球力です。昨季まではそれで勝っていたから、誰も注意できませんでした」(球団関係者)

 8敗目を喫した際の投球を見ると、3回でまだ2失点だったが、64球を投げて5四死球。2イニング目には一死を取ってから、3連続四死球を出し、犠牲フライで先制点を与えてしまった。「制球力がアバウト」の助言があったそうだが、この日の制球難は、内外角のコーナーワークを意識しすぎた結果とも言える。

 高橋はポスティングによるメジャーリーグ挑戦を、かねてから球団に訴えているが、

「筋トレはアメリカの高くて硬いマウンドを意識したものだとされています」(前出・スポーツ紙記者)

 筋肉のつけ過ぎにより、直球のキレ、変化球の鋭さが消えた。その上、制球力が大雑把となれば、打たれても当然か。不振の一因は、メジャーリーグ挑戦を意識しすぎた点にあるのではないか。

 問題なのは、好調だった昨季までに「大雑把な制球力の改善」を強く促し、監督やコーチが厳しく指導してこなかったことだ。2軍落ちに際し、1軍復帰の期限は設けていない。つまりは「無期限2軍」であり、光はなかなか見えてきそうにない。

(飯山満)

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