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記事全文を読む→前田健太「3Aで10失点」メッタ打ち!メジャー昇格困難で日本球界復帰なら「広島ではなく在京球団で」でも大きな問題が…
ヤンキース傘下3Aスクラントンに所属する前田健太が、いよいよ窮地に追い込まれた。本拠地で行われた8月28日(現地時間)のメッツ傘下3Aシラキュース戦に先発登板したが、散々な結果に終わったのだ。
スクラントン加入後、4度目の登板は初回から5失点。2回、3回も失点を重ね、今季3Aでは最多となる10失点で交代を余儀なくされた。ストレートの球速は150キロに満たず、メッタ打ちにあっては、メジャー昇格どころではない。
「もはや土壇場どころか、奈落の底に向かって一直線ですよ」
こう話す現地ジャーナリストは、マエケンを待ち受ける状況を次のように説明した。
「アメリカン・リーグ東地区の優勝争いから脱落気味のヤンキースですが、まだワイルド・カードでのポストシーズン進出では有利な状況にある。残りのシーズン、ポストシーズンを考えた場合、信頼できる投手が足りない。実績があるマエケンにはチャンスがあると思ったんですがね…今回の登板で厳しくなりました。なにしろ、時間がありません。復活の望みがないならば、ヤンキースとしては置いておく意味はない。今季中にメジャーに上がれなければ、もうアメリカでプレーするのは難しいでしょう」
マエケンは野球人生の最後を、日本の球団でプレーしたい希望を持っている、といわれる。日本球界復帰となれば古巣・広島が第一候補とされているが、そんな単純な話ではないようだ。スポーツ紙遊軍記者が言う。
「とにはかく広島は、松田元オーナーの意向が全て。その松田オーナーがマエケンの復帰に乗り気だ、という情報はないんです。マエケン本人も、日本でプレーするなら広島ではなく在京チーム、特に巨人を考えているフシがあります。それには大きな障害がありますが」
それはズバリ、同学年の田中将大の存在だという。スポーツ紙デスクが解説する。
「田中は8月28日の広島戦で5失点降板し、200勝にあと1勝と迫りながら、出場選手登録を抹消されました」
阿部慎之助監督は田中の次回登板について、
「ちょっとこれから考えようかなと思います」
と口調は重い。
スポーツ紙デスクが続ける。
「今、巨人はAクラス確保に向けて必死で、マー君の200勝は後回し。このまま足踏みをして今季終了となるかもしれないし、でも残り1勝なら営業的に200勝フィーバーを期待してもう1年、残す可能性はありますね。マー君が残留となれば、同学年のマエケンまで背負い込むことはありえない。2人が同一チーム所属では、頭でっかちすぎますから。マー君が引退、あるいは退団となれば、そのポジションにマエケンがすべり込むことは可能かもしれません」
これはあくまで、マエケンの巨人入りを想定した場合の話だが、両雄が並び立つことは難しいようである。マエケンがスクラトンに移籍した際、田中がSNSでエールを送ったほど、関係は良好なのだが…。
(阿部勝彦)
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