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記事全文を読む→前橋市長選「ラブホ密会」小川晶まさかの再選で反対派がもう宣戦布告「我々の追及はこれからがホンバンだ」
「私の軽率な行動で日本中を騒がせた。今度は間違えない」
1月12日夜、当選確実の報に声を震わせ、何度も目頭を押さえたのは、群馬県前橋市の小川晶前市長だ。既婚の男性部下との十数回にわたる「ラブホテル密会」という大スキャンダルからわずか数カ月。すったもんだの末、辞職を経た出直し選挙で、前橋市民が再び市政を託したのは小川氏だった。
当然ながら、今回の選挙で小川氏への逆風は凄まじかった。しかし対抗馬で弁護士の丸山彬氏が政治経験に乏しいことなどが追い風になり、
「選挙戦で小川氏の組織掌握術が際立ったのとは逆に、丸山氏に漂う素人感がマイナス要素となり、保守系会派が一枚岩になれませんでした。擁立の遅れが致命傷となったわけですが、そういう意味では小川氏の勝利は敵失に助けられた、いわば消去法での勝利だったといえるかもしれません」(地元記者)
再選を受けて、小川氏に辞職を迫り不信任案可決寸前まで追い込んだ前橋市議会関係者からは早くも、こんな宣戦布告の声が。
「選挙で勝ったからといって、ホテルで何をしていたかの説明責任が果たされたわけではない。我々の追及はこれからが本番だ」
先の地元記者が言う。
「ラブホテル密会発覚の際、市議38人のうち8割を超える32人が彼女の辞職を求めましたが、再選しても議会の構成は変わっていませんからね。となれば予算案が否決され、行政が麻痺する膠着状態が続くであろうことは、容易に予想できる。つまり小川氏を待ち受けるのは、あの騒動時以上の四面楚歌の議場だということです」
「私の行動を見てもらうしかない」
再選前からそう繰り返し訴えていた小川氏である。にもかかわらず、議会では予算どころか、法案ひとつ通過しない状況が続いたとしたら…。そこで早くも囁かれているのが、小川氏による「議会解散」という最終シナリオなのである。
もし議会が再び不信任案を突きつけた場合、市長は「失職」か「解散」の二択を迫られる。失職を選べば再び市長選になるが、解散を選べば市議会議員全員が無職となり、総選挙に突入する。地元市政関係者いわく、
「今回の市長選で投じられた公金は約1億5000万円とされます。市議選を行えば費用はさらに膨らみ、また1億円以上の血税が上乗せされる計算になります。自分の不始末で選挙を繰り返して税金をムダに使い、議会を道連れにするならば、今度こそ市民の怒りは大爆発するかもしれない」
はたして彼女が踏み出す次の一歩は前橋市を再生へ導くのか、あるいは混迷と浪費へと引きずり込むのか。その一挙手一投足に、市民の厳しい視線が注がれている。
ちなみに小川氏の再選後の任期は1期目の残りとなるため、2028年2月まで。次の審判は2年後である。
(灯倫太郎)
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