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昨年の最終週に4勝をまとめて61勝まで星を伸ばした杉山晴厩舎。斉藤崇厩舎と抜きつ抜かれつの競り合いを繰り広げていた時期があったはずだが、最終的には61勝対53勝。数字的には完勝で2度目の全国リーディングに輝いた。
見た目には、ここがすごいと言えるような特徴的な調教をしているわけではないのだが、大将がみずから調教の最前線に立ち、多くのジョッキーが志願して稽古を手伝うところに厩舎の勢いを感じることも多い。
そして、調教に乗った騎手には実戦でもチャンスを与えるのもこの厩舎の温かさ。メジャーではない騎手も、やりがいを持って手伝っているのが厩舎の空気をよくしているのだろう。それにしても、年間61勝は頭抜けた数字だ。
日経新春杯には、菊花賞4着のゲルチュタールがスタンバイ。青葉賞3着など春から目立つ走りをしていた馬だが、重賞勝ちはまだなので大きなハンデは背負わないはず。今年さらに飛躍しそうな坂井瑠星鞍上も心強い。春の天皇賞を狙う馬なら、ここは無事に通過してほしいところだ。
ライラックは、有馬記念が無念の次点除外。暮れの時点でかなり仕上がっていたはずなので、年末年始を上手に維持できたかどうかが気になるが、明け7歳でも今がこの馬のピーク。前走の内容の濃さからして、京都のこれぐらいの距離は最適の舞台だろう。3月から調教師になる藤岡佑騎手も、最後の重賞チャンスと思っているのではないか。
ヤマニンブークリエは、松永幹夫調教師と横山典騎手の同期コンビ。意外なことに、松永幹厩舎は昨年は重賞勝ちがゼロ。それ以外はいい感じの1年(全国15位タイ)だっただけに、今年は早々に重賞をゲットしておきたいところだろう。黄綬褒章を授かったノリは、今年58歳になるシーズンだが、ここぞという時の鮮やかな騎乗は健在。今年もいい年にしたいはずだ。
アロヒアリイは、岩田望騎手で再始動。凱旋門賞(16着)はガッカリだったが、その前の仏GⅡ勝ちはマグレではないはず。改めて注目したい。
サトノグランツは、ドイツのハマーハンセンが手綱を取る。乗りにくいタイプの馬だが、それを何とかしてしまうのがドイツのリーディングジョッキーなのかもしれない。
京成杯は意外な混戦模様。先物買いでパラディオンから攻めてみたい。
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