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記事全文を読む→「りくりゅう」五輪金メダルに4000万円プレゼント!「応援団出身」木下グループ社長の「熱烈サポート」がスゴかった
あのドジャース大谷翔平がWBC出場のために一時帰国しているのに、ミラノ・コルティナ五輪の興奮冷めやらず、フィギュアスケート・三浦璃来と木原龍一の「りくりゅう」ペアがテレビ番組を席巻している。
五輪開催中は団体戦とペア競技、エキシビションとフル稼働していた上、イタリアから帰国後すぐに朝から晩までテレビ出演。4月には「スターズオンアイス」公演が控えており、疲労からケガをしないか心配になるが…。
木原が帰国後に記者団に、
「(機内で)ぐっすり眠れた」
と答えていたのが救いだ。
全日本スキー連盟に所属するスノーボード男子ハーフパイプの戸塚優斗がエコノミー席で帰国したのに対し、日本スケート連盟所属のりくりゅうペアの場合、所属の木下グループがビジネスクラスのチケットを手配し、スポンサーの「エアウィーヴ」が寝具を提供するのが慣習になっている。
帰国便の機体はファーストクラスがない代わりに、ビジネスクラスはフルフラット仕様。2月26日には木下グループの木下直哉社長がポケットマネーで、りくりゅうにそれぞれ2000万円の報奨金をプレゼントした。
「2人にはそれだけの価値がある。本来ならもっともっと(もうらべき)だと思う」
そう語った木下社長だが、なぜ日本でマイナーだったペア競技への資金援助を決めたのか。
木下社長は高校時代、応援団に所属。
「人気がある選手より、大変な選手を応援したくなる性格だった。応援団で裏方として主役を輝かせる精神を培った」
と過去のインタビューで答えている。そしてその後も現役応援団を自認。同社が協賛する「スターズオンアイス(SOI)」やフィギュアスケートの国際試合、卓球の国際試合にはりくりゅう、千葉百音、張本智和(現在は移籍)、水谷隼ら所属選手の名前が入ったタオルを持って、最前列で応援している。
そうした大会に羽生結弦、浅田真央らシングル競技のスター選手目当ての観客が多く集まると、日本代表なのに練習場所や資金に困っているカップル競技の選手がいると聞いて、彼らを助けなければ日本のフィギュアの未来が危ない、マイナーで苦労しているカップル競技を救いたいと、一発奮起。
2009年から日米ハーフのアイスダンス日本代表、キャシー・リード(現・木下アカデミー・コーチ)とクリス・リード姉弟への支援を開始する。
翌年には高橋成美のペア競技支援を始め、専用練習リンクまで作ってしまった。高橋が木原とペアを組んだ縁で、木原とパートナー選手のサポートを続けている。
羽生が競技人生を退いてから、ひどい時には客席の半分も埋まらなかったアイスショーと国内大会。今年のスターズオンアイスは1月末にチケットが発売開始されたが、りくりゅうペアが金メダルをとった2月17日、3万円する最前列席から売れていき、全日程で全席が完売している。
(那須優子)
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