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記事全文を読む→熊元プロレス「異種格闘技戦」がウマすぎた!韓国弾丸ツアー「爆食い4時間半」で小学4年女子と完璧タッグ
男女を問わず、いま最もキテる芸人は熊元プロレス(紅しょうが)だ。
真ん中分けの黒髪。近づいたら吸い込まれそうな真紅の唇。石塚英彦(ホンジャマカ)にも肉薄する、オーバーオールが映えるポッチャリ体型。
一度見たら忘れないインパクト抜群のビジュアルで、お約束の「女子~!〇〇しいやぁ」というツカミを野太い声でかます。そんな彼女の姿は、何回見ても笑ってしまう。
実際に喋り出すとちょくちょく噛む上に、しどろもどろで何を言っているのか分からなくなることがしばしばだが、それさえも面白い。最近じゃ、熊プロが出ているだけで、チャンネルを替える手を止めるほど、私は彼女にハマッている。
恋愛の話題になると「芸人」であることを忘れて「女」の部分ばかりを前面に出してしまう女芸人が少なくない中、熊プロはひと味違う。なにせ、顔こそ「女」になりながらも、話すことは変態じみた妄想や、根が「ドSな男が大好きなドM」であるがゆえの、常人が理解に苦しむようなエピソードばかり。
だいたい、アイドルや女優じゃないんだから「私、こう見えて恋愛体質なんです」とか臆面もなく言うような女芸人は、熊プロの爪の垢を煎じて飲むべきだ。きっとセンブリ茶よりもキツイ味がするだろうけど。
そんな熊プロは、相方の稲田美紀や芸人仲間以外の、他ジャンルの相手との絡みも上手い。それを強く実感したのは、8月6日放送の「ゴールデンタッグ」(日本テレビ系)を見た時だった。天才子役の永尾柚乃と、滞在時間がわずか4時間半しかない中での「韓国食い倒れ弾丸ツアー」の様子が放送されたのだ。
お揃いのオーバーオールに身を包み、お互いを「柚乃ちゃん」「プロちゃん」と呼び合うことを取り決めて食べ歩く凸凹コンビは、視覚的効果も相まって、なんとも微笑ましいもの。
驚かされたのが「(食べることが)大好きです」という永尾の食べっぷり。およそ小学4年生の女の子とは思えないほど旺盛な食欲を見せ、さらに食レポも完璧にこなす。さすがは天才子役。
アントニオ猪木の名勝負に通ずる「風車の理論」
しかし、熊プロも負けてはいない。小学生の女の子が横にいるにもかかわらず、サムギョプサル屋の男性店員に色目を使ったり、「満腹度」がどのくらいかで大人げなく張り合ったりと、自分の「らしさ」をしっかりと出す。
さらに車での移動中、熊プロは約束をかわす。
「周りの友達にも、柚乃ちゃんくらい食べる子はおらんからね、すごい嬉しい、今日。なんか『いっぱい食べたいな』って時、お互い誘い合おうな」
すっかり意気投合したのは、天才永尾の凄さだけでなく、熊プロの懐の深さによるところも大きい。
先日の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)では、熊プロが中華の達人・周富輝から「家でもできるプロの中華レシピを学ぶ」という企画が行われたのだが、こちらも凄かった。
なにしろ有吉が「(周さんは)絡みにくいから気を付けてよ」と心配していた通りの展開で、最初こそ、
「『熊元プロレス』って呼びにくいから『熊ちゃん』でいい?」
と言っていたのに、いざレシピを教える段になると「熊!」「おまえ!」と指図をし出す富輝。それでも腐ることなく、時にふてぶてしいほどの態度で、熊プロが切り返す。
ヘタをすると険悪な雰囲気にすら陥りかねない状況になりつつも、しっかりとバラエティーのリングからはみ出さないのだから、大したもの。この日は、酢豚とカニ玉のレシピを教わっていたが、一品でお腹いっぱいなほどの面白さだった。
相手の攻撃をしっかり受けつつ、最終的に自分の独壇場としたアントニオ猪木の名勝負にも通ずる、熊プロの異種格闘技戦的な絡みは、まるで「風車の理論」。次はどんなカードか、楽しみでならない。
(堀江南/テレビソムリエ)
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