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記事全文を読む→日本サッカー協会が内部分裂!田嶋幸三名誉会長「FIFA会長選に出馬」は「不正容認」宮本恒靖会長への反旗&公然ダメ出し
日本サッカー協会(JFA)が、空中分解の危機に陥った。1週間の前倒しで行われた11月の定例理事会のワケは、田嶋幸三名誉会長が国際サッカー連盟(FIFA)会長選への立候補宣言にあった。
田嶋名誉会長は「フェアで公正なFIFAに戻るべきだ」と、4選を目指す現職のインファンティノ会長の運営を痛烈に批判。同会長が独断で進めたW杯の商業化計画や、米トランプ大統領とタッグを組んでアメリカ代表FWバログンのレッドカードの処分猶予問題にノーを突き付けた。
スポーツへの政治介入は多くの摩擦を生むが、W杯北中米大会期間中に、アメリカと戦闘体制にあるイランに課した出入国規制の張本人こそ、インファンティノ会長だとして「今こそFIFAに自浄作用があるか、試されている」と話した。
しかしこれは、JFAによる完全なダブルスタンダートだ。宮本恒靖会長は11月末に、インファンティノ会長の支持を決めたアジアサッカー連盟(AFC)の幹部会で「JFAはAFCの一員です。AFCと歩調を合わせることが基本的な立場」とJFAのインファンティノ支持を明言したばかりだった。
これに激怒した岡田武史前副会長が突然、辞任する事態に。
「宮本会長はAFCの推薦より、改選となるFIFA理事の椅子を狙っていた」(サッカー担当記者)
AFCに同調することは大前提だったが、宮本会長は苦しい説明を繰り出した。
「2つだけ確認させてほしい。ひとつは私と岡田副会長はけんか別れをしたわけではない。インファンティノを支持するとはひと言も言っていない」
負ければインファンティノ会長からの「報復」が!
田嶋名誉会長は今回の立候補を自身の決断だと強調したが、「JFAのインファンティノ支持はおかしい」と異議を唱えた岡田前副会長の辞任が引き金になったことは、本人も「ゼロとはいえない」と認めている。
田嶋名誉会長は2016年にJFA会長に就任した際に「俺は協会の敷居を二度とまたがない」と話していた岡田前副会長を抜擢する目玉人事に踏み切った。その後、二人三脚でJFAの運営をしている。
自身のJFA会長任期満了に向けて、2023年2月には専務理事に宮本会長を抜擢。翌年3月に宮本会長が、戦後最年少の47歳でJFA会長に就任した。
FIFA会長選に正式立候補するためには、11月18日までに世界各国から5つの協会の「支持」をとりつけなければいけない。
FIFA会長選で惨敗すれば、現職のインファンティノ会長からの「報復」が予想される。田嶋名誉会長の出馬宣言はごく一部のJFA関係者にしか伝達されていなかったため、この日のJFA理事会は大混乱。「本来なら宮本がFIFA会長選に立つべきだった」という関係者が多くいた。
(小田龍司)
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