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記事全文を読む→俺たちのビートルズを熱く語ろう(1)
1962年10月5日、デビューシングル「ラヴ・ミー・ドゥ」が英国でリリースされた。それからジャスト半世紀。70年の解散までのたった8年間の活動が、その後の42年にも及ぶ音楽史に「威力」を与え続ける。ノスタルジーではなく現在進行形。並ぶものなき至高のロックバンドを語ろうじゃないか!
洋楽伝道者・小林克也
「天才2人がいたから“音楽ネタ”の宝庫なんだ」
洋楽情報番組「ベストヒットUSA」(BS朝日)でもおなじみ、日本を代表するDJであり、ロックの伝道者・小林克也(71)。ジョンより1歳下、ポールより1歳上、まさにビートルズと同世代の氏が、世界最強バンド、その「魅力」と「威力」を独自の視点から語る。
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「冗談じゃない。自分たちのオリジナルじゃなけりゃやらない」
ビートルズのすごさ、偉大さって何?
って聞かれたら、まず、このジョン・レノンの言葉がよみがえってきます。
バンドがオリジナルの楽曲を歌い、演奏するなんていうのは、今でこそ当たり前ですが、ビートルズがデビューした頃(60年代初頭)の音楽業界では、作詞、作曲に関してはプロを雇うというシステムがあった。ビートルズも例外じゃなくて、デビューに際し、当初はそのシステムに組み込まれるところでした。そこへジョンが、くだんの言葉をプロデューサー(ビートルズを育てた名物プロデューサー、ジョージ・マーティン)に叩きつけたわけです。
僕はこの日「ロックの歴史が変わった」と思っています。その言葉は結果としてビートルズに大成功をもたらしたし、このジョンのひと言がなければ、今あるロックの歴史は少し違うものになっていたはずです。
加えて、今日まで続いているビートルズの絶大なる人気、その威力を裏打ちしているものといったら、何より“時代”の力があげられる。白人の男のグループが、全員楽器が弾けて、歌も歌える。すばらしいオリジナルの曲も持っている。また、彼らはユニホームのようにピエール・カルダンのスーツを着こなし、斬新なマッシュルームカット(髪型)といういでたちで、“アイドル”のように登場したわけです。それは、あの時代において、唯一無二の存在感すらもたらした。
そんな彼らに、同時代を生きていた人々は衝撃を受け、魅了されたんです。そして彼らを応援し、盛り上げることで、共に生き、成長する感慨まで覚え‥‥日本という離れた国でもそうだった。つまり、ビートルズが放つ絶大な力っていうのは、あの“時代”こそが生み出したものなんです。
あと、残酷な言い方をすれば、ジョン・レノン(1980年12月8日/銃殺された)と、ジョージ・ハリスン(2001年11月29日/肺ガンで死亡)の死も大きい。2人の死によって、ビートルズは神棚に祭られたわけですから。特にジョンの評価は死後急激に高まり、それまであったポールの評価を完全に覆してしまった。そうやって伝説化されていったことで、さらなる力、最強の力を得て、今に至ったと僕は感じています。
仮に、ビートルズ全員が今も健在だとしたら、これほど皆が熱心にビートルズを聴き続けたかどうかは、わからない。というのも、ソロ時代のジョン(70年代)は、そんなにヒット作がなかったし、80年代のポールはどんどんつまらなくなっていった。そんな彼らが、もし今“ビートルズ再結成”になっても、僕は見たくないですね。ジイサンになったジョン・レノンに、皆も今ほど騒ぐことはないですって(笑)
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