芸能

「実写版ハガレンで好演」國村隼が“特撮映画”に引っ張りダコな理由

 12月1日の公開前から何かとネットを湧かせている映画「鋼の錬金術師」で、主要キャストの1人、ドクター・マルコーを演じている國村隼。ドラマで見せる朴訥で愛すべき父親役から、映画「アウトレイジ」シリーズでの典型的なアウトローなど多彩な役どころに挑戦し続け、昨年は韓国で第37回青龍映画賞の男優助演賞と人気スター賞を外国人として初めて受賞し、国際派俳優としての顔も示した彼が、今は「特撮映画」にも欠かせない存在になっているという。

 ここ数年を振り返ってみても、今年の「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」、昨年の「シン・ゴジラ」、その前は「進撃の巨人」や「寄生獣」2部作と、確かに特撮映画に数多く出演している俳優と言えるようだが、その理由はなぜなのか。

「特撮の場合は、全体像がわからないままブルーバックで演じなければならなかったり、長時間ワイヤーで宙吊りにされたりと無茶な要望も多いのですが、國村さんは来るもの拒まずの姿勢でオファーを受け、いったん撮影に入れば、不平不満をいっさい言わない方ですから、製作側の評価も高いと聞きます。また、03年の映画『魔界転生』のように、たとえ数分の出演シーンでも強烈なインパクトを残せる彼の風貌や存在感は、展開が早く目まぐるしい特撮ものでは効果的で、ストーリーを把握しやすくもなるでしょう。加えて、最近はCMやバラエティ番組を見た10代からも『おちゃめだけどクールでダンディ』と人気が上昇しているそうですから、若年層を取り込みたい特撮映画のオファーが増えるのは当然かもしれませんね」(映画ライター)

 そんな國村の圧倒的な存在感は「鋼の錬金術師」ともう1作、12月9日公開の「DESTINY 鎌倉ものがたり」でも確認できる。

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