エンタメ

映画「ゴールデンカムイ」に原作ファンの「違うだろ!」が渦巻いた「違和感」の正体

 シリーズ累計2500万部超えの大ヒット漫画「ゴールデンカムイ」。日露戦争終結直後となる明治末期の北海道・樺太を舞台に、豪傑たちが埋蔵金争奪戦を繰り広げるサバイバル作品だ。

「金カム」の愛称で絶大な人気を誇る同作は、昨年4月に実写映画化を発表。主人公の杉元佐一を山崎賢人、ヒロイン・アシリパを山田杏奈、鶴見篤四郎を玉木宏が務め、舘ひろし、前田郷敦、高畑充希と豪華俳優陣がキャスティングされている。

 2024年1月19日の公開が近づく中、同作の公式サイトでは新情報を立て続けに発表。人気ロックバンドACIDMANが主題歌を担当することも明らかになった。映画業界の期待も絶大だ。

「非公表ながら制作費は20億円に迫るといわれ、近年公開の邦画では最もスケールの大きな作品。世界展開に加え、今後のシリーズ化も予定していて『絶対にコケられない超大作』です」(映画関係者)

 ところが、である。なんと原作ファンからは、不安の声が噴出しているというのだ。この映画関係者が言うには、

「11月29日に最新トレーラーが公開されたのですが、この映像について原作のファンであるXの一般ユーザーから『リアリティーが感じられない』との指摘が相次ぎました。『一気に不安になった』との声がどんどん上がっているんです。その多くが、登場人物の外見に関するものですね。戦争帰りの軍人や雪山で狩りをする人なのに服が新品にしか見えない、真っ白な衣装が汚れていないのはおかしい、といったもののほかに『歯が綺麗すぎて違和感がある』との指摘も散見されます。客入りに影響が出なければいいのですが…」

 名作漫画のプライドに懸けて、不穏な前評判を覆すことができるか。

(川瀬大輔)

カテゴリー: エンタメ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
スーパーフォーミュラでまた「事件」を起こした女子大生レーサーJUJUに「許せない」
2
菅野智之に緊急事態「オリオールズ⇒ドジャースorカブス」水面下のトレード駆け引き
3
大谷翔平を襲う「LA鉛中毒」アウトブレイク(3)重篤化すると手足が痙攣し
4
「リチャードは劣化型サトテル」阪神ファンが揶揄する巨人「岡本和真の代役」本当の実力
5
日本産ホタテ輸出「脱中国シフト」で習近平に完全勝利「今さら欲しがっても誰が売るか!」