若手実力派俳優の「競演」と言うべきだろう。なかなか、あることではない。竹内涼真と横浜流星が主演した「アキラとあきら」だ。池井戸潤の同名小説を、「今夜、世界からこの恋が消えても」と「TANGタング」が公開中の三木孝浩監督が手掛けた。監督は2人...
記事全文を読む→大高宏雄
今年の夏興行について、最速でお伝えしよう。映画界は8月15日を挟んだお盆の時期が、夏興行のピークとなる。お盆を過ぎたあたりから8月末までが、各作品の踏ん張りどころだ。この時期にある程度もちこたえると、数字は伸びていく。とはいえ、大勢は決まっ...
記事全文を読む→上半期の映画界における功労者の筆頭は誰かといえば、阿部サダヲではないだろうか。様々な映画を思い返す時、彼の顔が一番に浮かんでくる。「死刑にいたる病」(監督・白石和彌)の阿部である。連続殺人を題材にした、サイコサスペンスだ。その犯人役・榛村を...
記事全文を読む→この上半期、映画界で、ある作品が話題となった。芯からゾッとする作品だ。身の毛もよだつ。しかし、ホラー映画ではない。タイトルは「PLAN 75」という。倍賞千恵子が主演した。7月21日時点で興収2億7000万円を記録し、限定的な公開作品、いわ...
記事全文を読む→連載企画「映画一直線」を始める。ちょうどいいタイミングなので、今年上半期の映画界のトピックについて、何回かに分けてお伝えしよう。第1回目は今年上半期の映画興行で、興行収入トップに踊り出そうな「トップガン マーヴェリック」に触れる。7月10日...
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