桜田淳子

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Posted on 2013年02月20日 10:00

「スター誕生!」のチーフプロデューサーだった池田文雄は、10年前に世を去っている。84年には社内で昇進が決まりながら、現場を離れることに抵抗し、退社して個人オフィスを立ち上げたほど気骨あふれるテレビマンであった。二人三脚で池田を支えた美佐子...

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Posted on 2013年02月19日 10:00

ベトナム戦争が終結し、オイルショックが勃発した73年──不安な世相に、二輪の可憐な花が咲いた。それはまるで、殺伐とした人々の心をやわらげるため、空から舞い降りた〈天女〉のようであった。桜田淳子と山口百恵の2人は、初めからスターとしての宿命を...

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Posted on 2013年02月13日 09:58

作曲家の平尾昌晃は、百恵と淳子のドラマ主題歌を1度ずつ提供している。百恵は“赤いシリーズ”の主題歌として「赤い絆」(77年12月)を書いた。レコーディングスタジオで顔を合わせ、しばらく雑談したかと思うと、百恵のほうから「それじゃいきましょう...

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Posted on 2013年02月12日 09:58

淳子のデビュー曲「天使も夢みる」(73年2月)を作曲したのは、日本テレビ「スター誕生!」の審査員でもあった中村泰士だ。同じく審査員の阿久悠と“エンジェル”というコンセプトのもとに、それぞれの立場から淳子を見た。「やはり最初の頃は歌っていても...

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Posted on 2013年02月08日 09:58

桜田淳子と山口百恵が活躍した70年代には、すぐれた歌の作り手もまた、数多かった。従来からの「職業作詞家・作曲家」がキャリアを見せつければ、ここに気鋭の「シンガーソングライター」もまた、新風を吹き込む。相乗効果は、2人にさらなる輝きをもたらし...

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Posted on 2013年02月07日 10:00

百恵・友和コンビの映画は、第1作の「伊豆の踊子」(74年、東宝)に始まり、文芸路線が基調だった。ドル箱の興行成績を誇ってはいたが、10作目の記念でもあり、あえてストーリーを一般公募するという試みがなされた。そして「ホワイト・ラブ」というタイ...

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Posted on 2013年02月06日 00:00

クライマックスの撮影を迎える前に、河崎は百恵に聞いてみた。「あなたは、愛のために死ねますか?」百恵は5分ほど沈黙し、そして神妙な表情で答えた。「それは‥‥とても難しいことだと思います」物事に対して浮ついた考えをしない百恵らしい返答だった。と...

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Posted on 2013年02月05日 10:00

映画が斜陽と呼ばれた70年代でも、暗闇から見つめるスクリーンには幻想的な輝きがあった。とりわけ「女優」が放つ光は格別のものだった。山口百恵は古典的なやまとなでしこを、桜田淳子は現代的な日本女性を演じ、ともに繁忙期の興行に欠かせぬ顔となってい...

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Posted on 2013年01月29日 09:59

今のように「分業制」ではなく、70年代のアイドルはレコード、ドラマ、映画、グラビア、バラエティの全てをこなした。そして山口百恵と桜田淳子は、女優というジャンルにおいても非凡な才を発揮する。テレビが一家のものであった時代、2人は「ドラマ」で多...

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Posted on 2013年01月23日 10:00

伊藤は淳子、岩崎宏美とともに「阿久悠門下生」の位置づけとなる。百恵と阿久悠は最後まで縁がなく終わったが、この3人はデビューから長らく、作詞だけでなくトータルのプロデュースでも指示を受けた。「僕からそれぞれのマネジャーに言っておくから」阿久の...

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Posted on 2013年01月15日 10:00

賞レースを制した淳子の心境「秋田から上京したばかりの中学2年生でした。とてもチャーミングだけど、挨拶がビシビシとできる感じなのに驚きましたね」東京・渋谷にあった作曲家・中村泰士の自宅で、ビクターの新人ディレクターだった谷田郷士は、桜田淳子(...

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Posted on 2013年01月11日 10:00

70年代の芸能界は、圧倒的に「歌謡曲」が主軸であった。レコードの売上げだけでなく、テレビも地方営業も、すべては「歌手ありき」で芸能界が動く。そして73年、渦中にデビューした百恵と淳子は、あっという間に主役の座を射止める。それを支えたのはレコ...

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Posted on 2013年01月09日 10:00

桜田淳子は「わたしの青い鳥」で73年のレコード大賞・最優秀新人賞を獲得。予選の時点からかぶっていた帽子は「エンゼルハット」と呼ばれ、トレードマークになった。アイドルとしても、タレントとしても非の打ちどころがなかったと萩本は回想する。「番組の...

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Posted on 2013年01月08日 10:00

72年10月15日、百恵は「スタ誕」の予選に出場した。神奈川・横須賀生まれの13歳の少女は、まだ純朴だが、どこか大人びた一面も見せた。萩本は、少女のたたずまいに不思議な気配を感じた。それは淳子を初めて見た時と真逆の感想だった。「ゲストに西城...

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