芸能

芸能界を揺るがす「令和ギャルタレント」三国志(1)今どきのギャルはモデル出身

 ど派手なビジュアルと奔放な発言でバラエティー番組を席捲する「ギャルタレント」。中でも特に大きな人気を誇る、にこるん=藤田ニコル、みちょぱ=池田美優、ゆきぽよ=木村有希をピックアップ。その色香から芸能界生き残りの秘策まで、三つどもえのサバイバル戦を実況する!

「ギャルタレント」とはそもそも何ぞや? そんな読者もいるだろう。その歴史から簡単におさらいしてみよう。

 始まりは90年代にある、とスポーツ紙のベテラン芸能記者は語る。

「飯島直子や飯島愛といった少し不良の匂いのする女性タレントたちを、その頃はやりだした『ギャル』という言葉を使って、『ギャルっぽい~』などと一部メディアでは、はやしたてていました。そういった意味では、ギャル系の歴史は約30年前から始まったとも言えますね」

 今や美熟女となった飯島直子や、残念ながら故人となってしまった飯島愛というオジサン世代に懐かしい名前がギャルタレントの祖と言われると、親しみも湧く。しかし彼女たちと現在のギャルタレント3巨頭、すなわち藤田ニコル(にこるん・22)、みちょぱ(池田美優・21)、ゆきぽよ(木村有希・23)とは決定的な違いがある。

 それは彼女たちがファッションモデル──「ギャル系モデル」と呼ばれる場所から芸能人生をスタートしており、今なお現役として活躍中というところだ。

「藤田がデビューしてまだ今のような人気がなかった頃、マネージャーに連れられているのをいろんな現場で目撃しました。最初は正直『あれ、誰?』という感じだったけれど、事務所(オスカー)がモデルに強いとあって、彼女が普通のタレントではなくモデル出身という認識だけはありました」(スポーツ紙記者)

 彼女たちに共通する「ギャル系モデルの定義」がある、と話すのは20代の現役女性ファッションモデル。

「私たち一般的なモデルはいろんな仕事に適応できるように、ヘアメイクさんやスタイリストさんがイメージ、アレンジしやすいシンプルな髪型や私服であることが多い。でもギャル系モデルの場合は雑誌などの専属が多く、そこのスタイルに合った形をとります。シンプルというより個性的、ヘアメイクなども自分でやるモデルがほとんどです。それが若い女性には魅力的に見えるわけです」

 ここで注目したいのは、いわゆる「ギャル雑誌」出身なのは専門誌「egg」の読者モデル(読モ)出身のゆきぽよだけ。藤田はローティーン向け雑誌「nicola」、みちょぱもティーンエイジャー御用達雑誌「Popteen」といった、10代向けファッション誌の出身なのだ。

「厳密に言えば、3人の出自はそれぞれ微妙に違うんです。だけど、年齢とデビュー時期が近いこと、さらに、若い女性に人気ということで『ギャル系』というジャンルでまとめられているということです。かつての『W飯島』のように、こういうくくりがあることで、オジサンたちにもわかりやすいようになっているわけです」(スポーツ紙記者)

 要するに、同性をトリコにする容姿と個性的なファッション、さらに世間一般的な「ギャルっぽさ」のイメージをまとっていることが、彼女たち3人の人気を支える大きな特徴なのだ。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
2
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
3
またまたファンが「引き渡し拒否」大谷翔平の日本人最多本塁打「記念球」の取り扱い方法
4
フジテレビ井上清華「早朝地震報道で恥ずかしい連呼」をナゼ誰も注意しない?
5
巨人の捕手「大城卓三と小林誠司」どっちが「偏ったリード」か…大久保博元が断言