スポーツ
Posted on 2023年12月14日 09:58

「家に怖い人が来て…」サッカー元日本代表・太田宏介が告白したプロ入り前の「極貧生活」

2023年12月14日 09:58

 今シーズン限りでの引退を発表したサッカー元日本代表の太田宏介氏が、同じく元日本代表・鈴木啓太氏のYouTubeチャンネルに出演し、プロサッカー選手になるまでの人生を振り返った。元日本代表ともなればプロ入り前からの華々しい生活が想像されるが、太田氏の場合は真逆だったという。

 父親が単身赴任していたため、太田氏は子供の頃から母親と兄との3人暮らしで、中学3年生時に両親が離婚。貧困生活は中学1年の頃から始まっていた。

「中1の時にずっと住んでいた家を出ることになった。いつも家の前に怖い人が来る。借金取りなんですけど。お母さんも日に日に元気がなくなってきて、ある日、ボストンバッグを2つ持って家を出た。新たな家は古いアパートで、小さいちゃぶ台を3人で囲んでご飯を食べて、そのちゃぶ台をしまって布団を敷いて寝る。引っ越したその日に『1日でも早くここを出よう』って」

 と当時を振り返った太田氏。スパイクが壊れても買ってほしいと母親に言うことができず、つま先が開いてポイントがすり減ってもガムテープを巻いて使い続け、「お母さんには大丈夫、これでもサッカーやれるから。うまくなれるよと言っていた」という。

 高校進学時、サッカーを続けるためにJリーグのユースチームを目指したが合格できず、名門私立高校は学費の問題で諦めるしかなかったが、友人の小林悠(川崎フロンターレ)の母親に誘われ特待生として麻布大附属渕野辺高校(現・麻布大附属高校)に進学。この時、生活を支えてくれたのは兄だった。

「遠征費やサッカー用品にかかるお金は兄貴が朝昼晩とバイトして出してくれたので、ぎりぎりサッカーを続けることができた。高校生の時に色んな人に支えられてサッカーができているということを理解していたので、本当に頑張らなきゃいけないという思いで取り組んでいた」

 と太田氏。プロになり日本代表として活躍できたのは、学生時代に培ったハングリー精神があったからに違いない。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク