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記事全文を読む→中日・井上一樹監督をめぐる「留任させたい勢力VS嶋基宏コーチ昇格派」そして「第3の男」が豪語する「俺ならチームを強くできる」
裏では「綱引き」が行われている様相だ。15年連続でV逸した中日ドラゴンズの「次の監督」問題である。
ドーム球場が本拠地の中日はセ・リーグ他球団よりも早くバンテリンドームナゴヤでの9月21日に最終戦を迎え、10-0の快勝で締めくくった。試合後には井上一樹監督がセレモニーでの挨拶で、ファンに対し「この地位に甘んじていることを心よりお詫び申し上げます」と謝罪。
これに球場内では、テレビ中継のマイクも拾うほどの怒号が飛び交うことに。開幕前は阪神と優勝争いをするとの予想を他球団出身の評論家も口にしながら、この体たらく。井上監督の采配批判が日増しに強まった末の、象徴的な出来事だった。
一部では井上監督が球団と3年契約を結んでいる、との情報もあるが、加藤宏幸球団社長は進退について、
「特に言えることはない。ひとつでも順位を上げること」
と明言を避けているが、裏では球団首脳を巻き込んだ次期監督レースがすでに始まっていた。
現役時代に中日でプレーしたことがない
地元メディア関係者がその内情を明かす。
「朝田憲祐球団本部長は自らオファーを出して獲得した嶋基宏ヘッドコーチの監督就任を推していますが、現役時代に中日でプレーしたことがないため、難色を示している関係者は多い。加藤球団社長は大島宇一郎オーナーの意向に沿って、井上監督を留任させようとしています」
そこに「第3の男」が登場。監督のイスを秘かに狙っている人物の名前を聞いて驚いた。
「一昨年まで3年連続最下位で退任した、立浪和義前監督です。現在は評論家として活動していますが『俺が再びやれば、チームを強くできる』と周辺に豪語しているといいます。さすがに弟子の井上監督を押しのけて就任をアピールすることは考えにくいですが、1人か2人、別の監督を挟んでからの再登板を虎視眈々とうかがっています」(球団OB)
いつまでも同じ人材でグルグル回していては、抜本的な改革の着手さえできないのは言うまでもないだろう。
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