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記事全文を読む→広島「名物地元CM」に大打撃!森下暢仁と坂倉将吾のFA宣言で「残るのは大瀬良大地だけ」の悲哀
広島で「勝ってコイコイ!」と聞けば、中国電力のCMを思い浮かべるカープファンは多いだろう。森下暢仁、坂倉将吾、小園海斗の3人が出演する「カープ応援メニュー」のCMで、今季も「勝ってコイコイ・ノリノリダンス編」が公開された。景気のいい掛け声だが、オフに入った現在、勝って特典のポイントをもらう楽しみより先に、既にクビになった小園はともかく、残りの2人のうち誰が来季、カープに残るのかが気になってしまう。
このCMには、時代ごとに異なる顔ぶれが起用されてきた。2016年から3年間は菊池涼介とエルドレッド、2019年からの3年間は今村猛、大瀬良大地、一岡竜司の「カピバラ三兄弟」が担当。2022年に先の3人へ引き継がれた。5シーズン続く現在の組み合わせは、歴代で最も長い。
その3人を前面に出した2026年の特典がふるっている。いずれかが出場してカープが勝てば、マツダスタジアムのホームゲームでは「シャカリキ!ポイント」として抽選で100人に100ポイント、他の球場では「勝ってコイコイ!ポイント」として、抽選で100人に51ポイントが当たる。ポイントは中国地方の特産品や、店舗の商品券と交換できる仕組みだ。
ところが、だ。森下は11月4日、坂倉は5日に国内FA権の行使を表明した。残留してくれるなら、ポイントなどもはやどうでもいいと言いたくなる。
森下の去就が気になるCMは、他にもある。広島の住宅メーカー、創建ホームのCMだ。2015年版には前田健太、丸佳浩、梵英心が並んでいたが、前田はこの年のオフにメジャーリーグ挑戦を表明。2016年版では代わりに大瀬良が加わった。
2017年からは大瀬良、丸佳浩、鈴木誠也の3人。丸が2018年オフに巨人へFA移籍すると、2019年からは大瀬良と鈴木の2人になり、鈴木もメジャーリーグへ移籍した2022年から大瀬良と組んだのが森下である。
森下は中国電力と創建ホームの両方に出演
前田も丸も鈴木も、移籍が決まるたびに創建ホームの画面から消えていった。鈴木の後を継いだ森下までFA宣言に動いたとなれば、ついに森下もか、と思わずにいられない。森下は中国電力と創建ホームの両方に出演しており、移籍となれば二つの地元CMで、おなじみの組み合わせが同時に変わることになる。
これだけ顔ぶれが入れ替わる中でただひとり、変わらず出演し続けているのが大瀬良だ。共演者が丸、鈴木、森下と移り変わるが、大瀬良だけは11年間、一度も外れていない。もはや広島に骨を埋めるのは大瀬良だけなのか、と言いたくもなる。
球団は今オフ、FA宣言した上での残留を認めている。だが実際にそれでチームに残った主力は、まだひとりもいない。森下や坂倉が残れば球団史上、初めての例になる。「勝ってコイコイ!」のポイントより、勝ちを呼び込む選手に残ってもらう方が、ファンにはよほど嬉しい。
(ケン高田)
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