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「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。
元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で開かれ、拘禁刑2年、執行猶予4年の有罪判決が言い渡された。
起訴状によると昨年11月15日から19日、羽月氏宛てにエトミデートを含む液体若干量が入ったカートリッジを発送し、受け取らせたほか、東京都内の路上でエトミデートの液体約0.9グラムを所持したとされる。
羽月氏は指定薬物を使ったとして今年1月に逮捕され、同法違反罪で執行猶予付きの有罪が確定。その後、2月に球団から契約を解除され、5月28日に自身のTikTok配信で現役引退を表明した。
7月からは地元・宮崎の社会人野球チームの練習に参加し、現役復帰を模索している。
薬物をめぐる広島カープ内の騒動は、これだけでは終わらない。羽月氏のチーメートだった矢野雅哉が7月に、滝口容疑者と撮影した写真を週刊誌に報じられ、登録抹消。さらに、同じ写真に写っていた小園海斗も8月に登録抹消となった。
2人の貴重な戦力を失った広島は、中日との最下位争いを繰り広げている。
下位低迷と管理責任で、新井貴浩監督の退任は濃厚とされる。矢野と小園は「グレーゾーン」だが、滝口被告が広島のチーム内にいかに入り込んでいたかがわかろう。
公になったら困るから相撲協会は知らんフリ
ここまでのところ、他のプロスポーツ界でゾンビたばこをめぐる事件は発覚していないが、実業家でYouTuberの元関脇・貴闘力が9月15日にアップした自身のYouTube動画で「爆弾発言」をブチかました。
「話入ってきたんだけど(角界で)1人、ゾンビたばこで警察にマークされているヤツがいる。公になるかならないかは、これからなんだろうけど」
さすがにその力士の実名は明かさなかったが、今後の展開を次のように指摘したのだった。
「(その力士は)有名だろうね。公になったら困るだろうから、協会もつつかないだろうし」
薬物の広がりについては相撲界全体への蔓延ではなく〈特定(の力士)〉としたが、自身の経験から、
〈相撲取りはタバコ吸わない方がいいよ〉
と提言した。
「角界ではこれまで、薬物で逮捕された力士は少なくありません。人気力士ともなると有象無象が寄ってくるので、滝口被告のような人物に取り込まれたらおしまいですね」(相撲協会関係者)
秋場所が開催されている最中の大相撲。さすがに場所中にこの件に関しての進展はないだろうが……。
(高木光一)
アサ芸チョイス
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