スポーツ
Posted on 2012年09月20日 10:59

石川遼はこうして「予選落ち王子」になった! 御用メディアが書けない「チーム遼」崩壊の舞台ウラ(3)プロコーチをつけない理由

2012年09月20日 10:59

 宮崎氏がズバリ指摘する。

「石川は小さい時から、フルショット至上主義の勝美氏に教えられ、風の具合で緩急をつけるなど、飛ばしたり抑えたりというコースマネジメントができていません。ゴルフそのものへの取り組みが破綻しており、だから今季、こんな成績なのです。そんなゴルフをしているうち、ライバルとされるローリー・マキロイはゴルフの『幅』を身につけ、はるか上を行ってしまった。石川はどんどんダメになる一方です。世界中を見渡しても、父親がこれだけ干渉してベッタリな関係は見たことがない」

 とはいえ、ゴルフ界を背負うべきスター選手の凋落を黙って見ているわけにもいかない。前出・PGA関係者によれば、

「青木功(70)、ジャンボ尾崎(65)、中嶋常幸(57)をはじめとする大ベテランや、マスコミ、テレビアナウンサー、PGA役員などが口々に、『ちゃんとしたプロコーチをつけるべき』と言っています」

 はたして「チーム遼」と勝美氏は聞く耳を持つのか。

「もしティーチングプロを雇っても、勝美氏がいるかぎり、役割を果たせないでしょう。以前、マイク小西というプロコーチに臨時コーチを依頼したことがありました。が、勝美氏が口出しして、彼を通してしかアドバイスができなかった。そのアドバイスが必要ないと勝美氏が判断すると、石川には伝わりませんでした。これではコーチを頼む意味がありません」(宮崎氏)

 マスコミもそうした問題点を指摘すべきなのだが、前出・スポーツ紙デスクは、こう言って苦笑するのだ。

「気に入らない記事が出ると勝美氏は、『お前ら、ウチの遼で食ってるんだろ。そんなくだらないこと書くんじゃねぇ!』と、すごい剣幕で電話をかけてくる。しかも部長クラスに。その後、現場の担当記者には『お前らの会社の偉いやつはみんな知っている。変なこと書いたら飛ばしてやる』とスゴむんですよ」

 実は今、あのタイガー・ウッズを18歳から指導した名コーチ、ブッチ・ハーモンが石川のプレーを見て、「すばらしいポテンシャルを持っている。一度、この手で指導してみたい」と興味を示しているのだという。宮崎氏は言う。

「石川の耳には(ハーモンのメッセージは)もう入っていると思います。普通はグラッときますよ。まして、今の惨憺たる成績では、一流コーチをつけて立て直したいはずだから。でも、もしかしたらその気がないのかもしれません。石川のゴルフを見ていると、本当につまらなそうに仏頂面でやっている。もうゴルフに興味をなくしているんじゃないかと感じるほどです」

 来季、石川は米ツアーに本格参戦する意向だという。人生をどう変えるかは、本人の意思、決断にかかっているのだ。

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