芸能

上白石萌音、大ブレイクの一方で“酷評”のワケ/ドラマ主演女優の憂鬱(3)

 昨年1月、「恋はつづくよどこまでも」(TBS系)で、ゴールデン・プライム帯に放送される連続ドラマに初主演。作品をヒットさせ、一躍注目女優となった上白石萌音。この1月クールも、「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)で主演を務めており、初回から4話連続で視聴率2ケタ越えと好調だ。

「大手出版社の備品管理部の面接を受けたはずなのに、ファッション誌の編集部に配属。個性豊かな上司や同僚らに揉まれ、戸惑いながらも奮闘し、成長を遂げていくストーリー。上白石の等身大の存在感が光ります」(テレビ誌記者)

 今や立派な主演女優。妹の上白石萌歌とともに、今後のドラマ、映画界で大いに活躍しそうだが、なぜか彼女らの活躍を報じる芸能ニュースには、いつも辛辣なコメントが寄せられる。

 例えば1月26日、「上白石姉妹 姉・萌音は大河・朝ドラとどこまで続く快進撃」というAERA dot.の記事が配信されるや、〈正直この姉妹の魅力が分からない〉〈姉妹揃って美人ではないし演技がそれをカバーして有り余るとも思えない〉〈ヒロイン役じゃなく、引き立て役の脇役だったらもっと多くの人に受け入れられたかなぁ〉〈持ち上げられれば持ち上げられるほど違和感があり…TVに出てきたらチャンネル替えます〉と、姉妹のブレイクがゴリ押しだと言わんばかりのキツいコメントであふれるのだ。

「多くの視聴者が感情移入しやすい、“どこにでもいそうな感じ”こそ彼女の魅力であり、美人だらけの芸能界にあってキラリと光る個性なわけですが、人によっては“理由もなくチヤホヤされている”と感じてしまうのかもしれません」(前出・テレビ誌記者)

 しょうもない批判が出るのは、ホンモノの人気者になってきた証なのかもしれない。

(露口正義)

カテゴリー: 芸能   タグ: , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
2
「致死量」井上清華アナの猛烈労働を止めない「局次長」西山喜久恵に怒りの声
3
皐月賞で最も強い競馬をした3着馬が「ダービー回避」!NHKマイルでは迷わずアタマから狙え
4
完熟フレッシュ・池田レイラが日大芸術学部を1年で退学したのは…
5
3Aで好投してもメジャー昇格が難しい…藤浪晋太郎に立ちはだかるマイナーリーグの「不文律」