連れ合いの従姉Aさんが小脳と大脳の出血で倒れたのは、昨年3月のことだ。帰宅途中に体調が悪くなったので、必死の思いで自力で救急車を呼び、一命を取り留めることができたが、一時は生命の危機が迫る事態だった。お見舞いに行こうと思っていたのだが、コロ...
記事全文を読む→医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<水虫>「かゆい」だけではない足切断の悪夢も…
夏になり、水虫に悩まされる人は少なくない。カビの一種である「白癬菌」が皮膚に感染して繁殖するからだ。スポーツジムや温泉など、裸足で不特定多数の人が歩く場所でうつされる場合が多いのもそのためだ。水虫は足に発症すると思われがちだが、手や頭、爪など体のあちこちで感染し、皮膚に赤みや水疱ができたり、カサカサしたりと症状も様々だ。決して「水虫=かゆい」だけではないのだ。
これは白癬菌の種類によるもので、菌により症状が異なるためだという。
例えば「爪水虫」は、爪が厚く白く、もろくなっていく。高齢者が感染すると歩きにくくなり、転倒事故につながる危険もある。
気づきにくいのは、かかとの角質が厚くなり、ポロポロむけるタイプの水虫だ。かゆみがないだけに、単なる角質だと思っている人は多いので、注意が必要だ。
糖尿病を患っている人の場合は、もともと免疫力が低下しているために、水虫を発症すると「糖尿病足病変」感染症を起こし、潰瘍や壊疽が起こるリスクが高まる。最悪の場合、足を切断するようなことにもなりかねない危険性もある。
「水虫」で最も重要なのは、予防と早期治療にある。家族に水虫の人がいる場合は、周囲に感染させないために、すぐに治療してもらう必要がある。お風呂のマットやスリッパなどの共有物は避けることも重要だ。ペットを飼っている人は、犬や猫の毛に寄生する白癬菌もいるため、より注意をしたほうがいいだろう。
ポイントは皮膚の状態。ポロポロむけていたら医師の診断を受けたほうがいい。水虫と診断されると抗真菌剤という塗り薬を塗ることになるが、爪水虫は内服薬を3~6カ月服用するのが一般的だ。最近では効果が高い塗り薬が出てきている。
自己判断でやめずに、根気強く治療することが重要だ。
田幸和歌子(たこう・わかこ):医療ライター、1973年、長野県生まれ。出版社、広告制作会社を経てフリーに。夕刊フジなどで健康・医療関係の取材・執筆を行うほか、エンタメ系記事の執筆も多数。主な著書に「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」(太田出版)など。
アサ芸チョイス
昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...
記事全文を読む→鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...
記事全文を読む→今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...
記事全文を読む→

