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記事全文を読む→サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論〈ヒシアムルーズが勝ち負け〉
8月9日㊐に新潟で行われるレパードステークスは、今年で18回目と歴史は浅い。ここを踏み台として超一流に伸し上がっていく馬は、そう多くないが、一昨年の勝ち馬ミッキーファイトは、その後のGⅠジャパンダートクラシックで2着。さらに翌年のGⅠ帝王賞を制するまでに至り、ダート界のトップホースの1頭として活躍中である。
第1回の覇者トランセンド、第4回のホッコータルマエもここを勝って、ダート界の王者として君臨するまでに至っている。暑さの真っ盛りに行われるレースではあるが、やはり、ダート界の重要な重賞として位置づけるべきだろう。
まずはデータを見てみよう。過去17年で、馬単による万馬券は6回(馬連では2回)。1番人気馬は7勝(2着3回)。2番人気馬は3勝(2着2回)。比較的堅い重賞に思えるが、近年は2桁人気馬が2着に好走するケースが目立っており、人気馬重視とみるわけにはいかないか。
また、出走頭数の差もあり、牡馬が圧倒的に優勢だが、実績のある牝馬は上位争いを演じている(1着2回、2着1回)。今年は想定段階でメイショウコマチの1頭のみだが“暑さに強い牝馬”ということは、頭に入れておこう。
いずれにしても、成長期にある3歳馬同士の一戦。伸びしろがあるか、どうか。その見極めは難しいものの、馬券作戦においては大切である。
それにしても、今年もなかなかの顔ぶれだ。前走の青竜Sで快勝したドンエレクトス、GⅠ全日本2歳優駿を勝ったあと、UAEダービー(3着)に挑戦したパイロマンサー、GⅢユニコーンSで2着惜敗のメルカントゥールなど、評判の素質馬ぞろい。
目移りしてしまうが、最も期待を寄せてみたいのは、ヒシアムルーズだ。
芝の新馬戦を勝ち上がったものの、その後は凡走の繰り返し。しかし前走、ダートに矛先を変えたところ、楽勝してしまった。
そもそも母は北米のダートGⅠ勝ち馬で、祖母もダートの本場である北米血統。余裕たっぷりに勝利を収めたのも納得で、まさにダートでこその馬。この路線変更は当たりだろう。
前走後は短期放牧でリフレッシュ。ここに照準を合わせ、しっかりと調整されてきている。中間の稽古内容もよく「たくましくなっていい雰囲気。満足いく調整ができており、重賞でも楽しみ」と厩舎関係者が口をそろえるように、状態のよさが伝わってくる。
兄のルシュヴァルドールは、ダートのオープン馬として活躍中で、一族にノーネイネヴァー(GIモルニ賞)などがおり、母系は文句なし。左回りもスムーズで、走れる条件がそろっているだけに、勝ち負けになっていい。
逆転候補に挙げたいのはファイアマンだ。
父、母の父ともダートのGI勝ち馬で、曾祖母もGⅠコロネーションCの勝ち馬。加えて、前走(1勝クラス)は好タイムで圧勝している。中間も至って順調で、チャンスは十分ある。
一方のCBC賞は、イツモニコニコに期待だ。
前走の北九州記念は、軽ハンデ(53キロ)だったこともあるが、見せ場たっぷりに4着と頑張ってみせた。その後は、ここを目標に置いて抜かりなく調整されており、いい仕上がり状態で臨めそうだ。
ハンデは恐らく前走同様に53キロ。左回りに実績はないものの、ここにきてたくましくなり、脚質に幅が出た今ならチャンスはあっていい。良馬条件に好走必至とみる。
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