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記事全文を読む→我が家の「三毛猫」は「3万分の1の確率」の珍しいオスだった
今はネットやSNS上に、ありとあらゆる猫の情報が流れている。その中で「キャリコとは? 三毛猫の呼び名の由来や特徴をわかりやすく解説」という、気になる見出しがあった。
なぜ気になったかといえば、我が家の3匹のオス猫のうち、クールボーイと名付けた真ん中の猫が三毛猫だといわれているからだ。ある時、長年、猫を飼っている人にクールボーイの写真を見せたところ、こう言われた。
「この猫ちゃん、三毛猫だね。オス? メス?」
それを聞いて、最初は「?」だった。クールボーイはお腹に薄い黒と茶色っぽいぶちはあるが、基本的に白猫だと思っていたからだ。しかし右目や左目から左の耳にかけて茶色っぽく、お尻から後肢の内側は茶色、長い尻尾にも茶色が混じり、単なる白猫ではないような気がするとは思っていたので「なるほど」と頷いてしまった。
そして、こうも言われたのである。
「三毛猫のオスは珍しいから、みんな欲しがるよ」
確かに三毛猫のオスは珍しいと聞いたことがあるが、ウチのクールボーイがそれなのか。だとしたら、希少な猫ということになる。
三毛猫にオスが少ないのは、染色体によるそうだ。その詳しい説明は省くとして、三毛猫のオスが生まれる確率は3万分の1だという。それを知ってから、ウチの猫は三毛猫のオスだと思っているので、三毛猫の見出しが躍る記事に、ビビビッと反応してしまった。
赤川次郎の「三毛猫ホームズ」はメス
ちなみに三毛猫といえば、有名なのはやはり、三毛猫のホームズが事件を解決する赤川次郎の「三毛猫ホームズ」シリーズだ。ホームズに関する記述では「背はほとんど茶とクロばかり、腹のほうが白で、前肢が右は真っ黒、左は真っ白」(「三毛猫ホームズの推理」)という柄で、「メス猫」とある。やっぱりホームズはオス猫ではなく、メス猫なのだ。
冒頭に挙げた記事には「周囲の様子をよく観察し、慎重に行動する子が多いのも三毛猫の特長です」とある。保護猫だったクールボーイは保護された環境の影響もあるだろうが、その通りに警戒心が強い。3匹のうち抱っこできないのはこの猫だけ。性格がピッタリ一致している。
ただし、クールボーイはホームズのようにカラフルではなく、白を基本に、うっすらと黒と茶が混じっている。色合いは染色体の度合いやらなんやらがあるのかもしれない。
三毛猫は英語圏では「キャリコ(calico)」という。抱っこはできないが、キャリコのクールボーイは憎めない猫だ。
(峯田敦/コラムニスト)
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