社会

大沢樹生だけではない!実録「俺の子じゃなかった…」慟哭レポート(2)

 都内に住む吉田昭夫さん(41)=仮名=は生まれてきた息子が自分の子でないことは当初から勘づいていた。

 吉田さんも妻も血液型がO型。ところが、生まれた子はB型だったのだ。鑑定するまでもなく自分の子ではないため、妻とは当然、大ゲンカ。しかし、子煩悩の吉田さんは子供かわいさのために、いったんは矛を収めた。子供も「お父ちゃん」と、懐いてくれた。

 しかし、やがて異変が起きる。妻が育児ノイローゼになってしまったのだ。吉田さんが両親と同居していたことも妻に追い打ちをかけた。気を紛らわせるため、妻はパートに出たが、毎日午後5時までという約束が帰宅するのは夜の7時。子供の保育園のお迎えにも支障を来すようになった。

「妻は自律神経失調症でパニック障害の持病を持っていた。医師はパートを辞め、休養するように診断書を書き会社に提出しましたが、本人が働きたいと言ったのか、医師の指示を守らず、その後も夫人は働き続けた」(露木氏)

 そして、1年前に別居。

「夫人は結婚当初から吉田さんと別の男と二股交際していた。それは子供が生まれたあとも続き、メールのやり取りをしていた。これまで2、3度、離婚の話が出ていたそうです」(露木氏)

 だが、子供がかわいくてならない吉田さんは、環境を変えれば気持ちも落ち着くだろうと、休日には3人で会食し、昨年秋には妻の希望に従い、新生活のためにと、新しくアパートまで借りていた。が、入居日になって妻が「やっぱり、一緒に暮らしたくない。離婚する」と言ってきたのだ。

 ここに至り、吉田さんも堪忍袋の緒が切れた。

「もちろん子供はかわいいし、楽しい思い出もたくさんあり、別れたくないが、離婚することにしました。自分のことを実の父親だと慕ってくれた息子のことを考えると断腸の思いですが、『親子関係不存在』の確認の調停をして離婚することにしました」(吉田さん)

 鑑定を思い立った理由には、子供の本当の父親と関わりを持ちたくないという気持ちもあった。と同時に「他人の子」に養育費を払いたくないという思いも強かった。

 かくしてDNA鑑定しクロの結果を得た吉田さん。多少、妻と不倫相手への恨みを晴らしたような気持ちにはなったものの、やはり、子供のことを思うと「自分はもう立ち直れないかもしれない」と嘆くのである。

カテゴリー: 社会   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    動画もオンラインゲームもラグ知らず! OCN 光はなぜ夜のエンタメシーンでもおすすめなのか

    Sponsored
    251202

    PCの画面を見ながら、F氏は愕然とした。デビュー以来推していた某女性グループの1人が卒業するから….ではない。涙を堪えながら、その最後のお別れとなる卒業ライブ配信を視聴していたところ、最後の挨拶を前に、動画サイトの画面がカクつき…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , , |

    中年リスナーがこぞって閲覧!“あざとかわいい”人気美女ライバーが、リスナーとの関係や仲良くなれるコツを指南

    Sponsored
    264969

    ここ数年来、ネット上の新たなエンタメとして注目されている「ライブ配信」だが、昨今は「ふわっち」の人気が爆上がり中だ。その人気の秘密は、事務所に所属しているアイドルでもなく、キャバ嬢のような“プロ”でもなく、一般の美女配信者と気軽に会話できて…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    配信者との恋愛はアリ? 既婚者が楽しむのはナシ? 美女ライバーと覆面リスナーが語る「ふわっち」セキララトーク

    Sponsored
    266588

    ヒマな時間に誰もが楽しめるエンタメとして知られるライブ配信アプリ。中でも「可愛い素人ライバー」と裏表のない会話ができ、30代~40代の支持を集めているのが「ふわっち」だ。今回「アサ芸プラス」では、配信者とリスナーがどのようにコミュニケーショ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

注目キーワード

人気記事

1
阿部慎之助は「戦犯扱い筆頭」元木大介は原監督と「亀裂」ダメ巨人で始まるコーチ陣大粛清
2
高木豊が原監督に緊急提言!巨人に足りないのはリーダー「でも岡本和真ではなく…」
3
「桑田派」巨人・大勢をにわか仕立てで潰す気か!「桑田真澄を1軍投手コーチに戻せ」という投手陣の叫び
4
ロンブー淳がアンチに「直接話そう」公開した携帯電話番号にかけたら「生配信」されるかも
5
今年のプロ野球ドラフトは「大学生投手の大豊作」で花巻東・佐々木麟太郎を敬遠する球団が出た