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記事全文を読む→阪神「低空飛行」の原因は打撃コーチ陣の「格落ち」だった
開幕以来、低空飛行を続ける阪神だが、その要因のひとつが1軍首脳陣、特に打撃部門の指導者の実績不足では、との声が上がっている。
新井良太打撃コーチはプロ12年で、通算298安打。規定打席に達したシーズンさえもない。また、プロ野球在籍18年の北川博敏打撃コーチにしても、打撃タイトルは獲得していない。
これに対し、他球団はそうそうたるメンバーがそろっている。首位を走る巨人は本塁打王2回の村田修一打撃兼内野守備コーチが指導にあたっているし、DeNAも最多安打2回の石井琢朗総合コーチと、2度の首位打者に輝いた実績を持つ鈴木尚典打撃コーチが二人三脚で臨んでいる。中日にしても、今季から本塁打王や打点王にも輝いた中村紀洋打撃コーチを中心に、チームの打撃力アップに取り組んでいる。
1軍での活躍実績がなければ指導者として失格、というわけではない。だが阪神のような球団では、他球団に比べて実績が劣っているコーチが指導することはハンディになる。
セ、パ・両リーグで1軍コーチとして選手を指導した経験を持つ球界OBは言う。
「特に巨人や阪神のような人気球団は、周囲からチヤホヤされている。そのため、選手も『自分はすごい選手だ』と勘違いしている部分がある。よほど実績のある大物が指導しないと、耳を貸さない」
阪神には外部から口を挟むOBも多い。古くはミスタータイガースと呼ばれた村山実やアニキ・金本知憲らのように、現役時代に抜群の成績を残した指導者も、チームが低迷すれば“口撃”の的となる。最下位を走る現状に、OBたちがこのまま黙っているわけがない。ここぞとばかりに声を上げ始めるのは時間の問題だ。
「元々、『タイトル争いをした経験もなく、レギュラーでもなかったコーチより俺の方がいい。彼らに何が教えられるのか』というスタンスですからね」(スポーツ紙デスク)
今季限りで矢野監督の退任は決まっている。来季に向けて、今から大物打撃コーチ招聘に動くべきではないか。
(阿部勝彦)
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