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コロナ禍になってから、以前にも増してブームに沸いたペット業界。メジャーな犬や猫以外にも、小柄でカゴの中で飼うことのできるリスやハムスターなども、一人暮らしの女性中心に人気が高まった。
ただ、衝動的でお気軽に飼い始めた人も多く、日々の食事に加え、定期的な健診や注射、夏は留守番中のペットが熱中症にならないようエアコンをつけておく、などの配慮が必要になる。生き物だから、どうしたって手間暇はかかるし、長時間の外出はしづらい、などのデメリットを痛感した人も多かったようだ。
とはいえ、結局、面倒を見切れずに捨ててしまう、という悲しい事例が増え続けているのもまた事実。ペット愛好家いわく、
「ペット禁止のマンションや経済的な事情などから、ペットショップに頻繁に通って、ショーケースの外から犬や猫を愛でる、という人も珍しくなかったようです」
そんな人たちにオススメの連ドラが2本ある。TOKYO MX、テレビ神奈川、チバテレなどでのローカル放送のみながら、コロナ禍に何度も再放送されている隠れた良作だ。
それは渋川清彦初主演で、3人のおっさん×3匹の柴犬ドラマ「柴公園」(19年、劇場版も同年公開)と、古川雄輝の初主演で多数のイケメン×多頭の猫ドラマ「ねこ物件」(22年、劇場版も同年公開)だ。
「ともに30分枠の動物主体のストーリーで、それほど捻りはありません。動物好きにとっては『推し』を長時間眺めることのできる、イメージビデオのようなもの。何度見ても、貴重な癒やしになりうるでしょう。動画配信サービスなどで、ぜひチェックしてみてほしいです」(ドラマ評論家)
インスタのショートストーリーやTikTokなどでも、ペット動画は大人気だ。
「愉快な行動や、一瞬の笑える表情と仕草などは、生活をともにする飼い主だから、秒で捉えることができる貴重なシャッターチャンス。動物もののバラエティー番組を作るとなると、なかなか予定調和とはいきませんから、結果、投稿に頼ることも多くなりがち。そうなると、ある意味、視聴者目線の動画の方が面白い」
ペット動画は「いいね」をもらいやすい。どんどん人との接点が少なくなる社会システムが構築されつつある中、承認欲求を満たす大事なツールのひとつでもあるようなのだ。
ペット業界でなく保健所が慌ただしくなるような事態にならないことを、切に願う。
(島花鈴)
アサ芸チョイス
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