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記事全文を読む→星野仙一が「バカ野郎!」と怒鳴りつけた「盗塁したら5000円支給」の敵事情
「ナゴヤ球場が悪いんよ。あそこだけ盗塁したら賞金が出る。(1盗塁につきボーナスが)5000円出るんよ、あそこだけ」
これは今のナゴヤドームがナゴヤ球場だった頃の話だ。野球解説者の高橋慶彦氏が中日OBの中村武志氏をゲストに招き、1月10日にYouTubeチャンネル〈よしひこチャンネル〉で展開したものである。
高橋氏は広島時代の79年、80年、85年の3度、盗塁王のタイトルを獲得。89年には同じく広島の正田耕三が盗塁王(34個)に輝いている。正田はその年の、中日との最終戦(10月15日)に6盗塁(1試合6盗塁は、日本プロ野球タイ記録)を決め、ルーキーだったヤクルトの笘篠賢治(32個)を一気に抜き去ってのタイトル獲得となった。
この試合で、2人目のキャッチャーとしてマスクをかぶり、正田に6個目の盗塁を許した中村氏は、冒頭の高橋氏の発言について、
「あぁ、それで星野さん…」
と思い出した。当時の中日・星野仙一監督が、
「なんで敵チームに出すんだ(現金支給のこと)バカ野郎、って怒って…」
というのである。球界関係者が言う。
「かつて、クラウンライター・ライオンズ(現・西武)の本拠地が平和台野球場(福岡県福岡市)だった頃、ホームランを打つと、クラウンライターが支給されていました。現物支給はあっても、現金支給は珍しかった時代です」
ちなみに、正田6盗塁の中日の先発マスクは山崎武司。5盗塁を献上しており、晴れて(?)キャッチャーを卒業し、外野手に転向となった。その後、中日、楽天とセ・パ両リーグで本塁打王を獲る大打者となったことは周知の通りである。
(所ひで/ユーチューブライター)
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