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記事全文を読む→岡本和真と村上宗隆「争奪戦」からメッツが手を引いて…交渉期限が迫る村上の「焦り」
通算253セーブの絶対的守護神であり、チームの人気選手だったエドウィン・ディアスを失ったニューヨーク・メッツだが、岡本和真、村上宗隆の日本人スラッガーの争奪戦からリタイアしたことが判明した。
メッツは前マリナーズのホルヘ・ポランコ内野手を獲得。今季まで打線の中核だったピート・アロンソ(オリオールズに移籍)の後任として「一塁兼DH」に入る予定だ。
現地特派記者が解説する。
「アロンソの後釜が見つかったので、岡本と村上を獲る必要がなくなりました。かつてのメッツであれば、それでも2人のうちいずれかを獲って、一塁は日本人プレーヤー、DHはポランコという豪華メンバーを揃えたはずですが、近年は緊縮財政の様相が濃くなってきました」
ポランコの本職は三塁だが、昨シーズンにヒザを負傷してしまった。以後、打撃成績は下降ぎみで、守備的的負担の少ない一塁にコンバートすることで「打撃力も復活するのではないか」というのがメッツの目論見である。
「ポランコのメッツ移籍で、マリナーズのレギュラー三塁手が空席となりました。他にサードがまだ埋まっていないのはレッズです」(前出・現地特派記者)
岡本と村上の交渉進捗具合を見ると、今回のポランコのメッツ入りによって、大きなタイムロスが生じてしまった。
「近年、西海岸の球団と契約する日本人選手が多くなりましたが、有名な日本人選手を獲ることによる『ジャパンマネー』に期待し、今オフは複数の東海岸の球団が岡本、村上サイドに接触していました。一塁兼DHが空いていたメッツが特に熱心でしたが…」(前出・現地特派記者)
メッツは岡本と村上を天秤に掛け、ポランコを選んだとも解釈できる。岡本や村上が選ばれなかった理由としては、2人とも大型契約となり、なおかつポスティングシステムによる移籍なので、巨人とヤクルトに対し、彼らの契約金の他に高額な譲渡金を支払わなければならないからだ。
「メッツとの交渉にウエイトを置いていたので、今後に影響が出そうです。特に村上が心配ですね。村上は今オフ、米球界行りを目指す日本人選手の先陣を切って、11月8日にポスティングシステムの申請をしました。12月22日午後5時(現時東部時間)までしか、交渉時間はありません」(NPB関係者)
岡本の交渉期日は1月4日(同)だが、村上は日本時間の12月23日午前7時まで。アメリカも土曜日と日曜日は休む。今週金曜日の19日までにメドを立てておかなければならない。
ニューヨークの野球ファンはディアス喪失でメッツに大ブーイングだが、村上にも言いたいことがたくさんありそうだ。
(飯山満/スポーツライター)
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