芸能

すでに立場は逆転…下降線の福山雅治を救う大泉洋の「起死回生の数字」

 2022年度のテレビ界は、テレビ朝日が日本テレビを抜き、開局以来初となる視聴率三冠を獲得するなど、様変わりした。スポーツ紙芸能デスクが解説する。

「やはり『相棒』『科捜研の女』など人気ドラマシリーズを抱えているほか、『ポツンと一軒家』『ザワつく!金曜日』といったバラエティー番組が好調をキープしていることが大きい。今はどの局もドラマで視聴率が稼げない時代だけに、軒並み不振で役者の高額ギャラなど制作費ばかりがかかる連続ドラマは、局内ではカネ食い虫と目の敵にされている」

 とはいえ、「教場0-風間公親-」でフジ月9に9年ぶりに復帰した木村拓哉など、4月ドラマのラインナップは、各局ともに本気度の高いキャスティングとなっている。フジテレビ関係者が打ち明ける。

「とかく数字のことばかり注目されるのですが、木村さんは番宣に快く出演してくれるのが、なによりありがたい。特に今回はドラマ放送前にほとんどを撮り終えていたこともあり、バラエティー特番などほぼ皆勤賞という活躍でした。主役でここまで協力してくれる俳優は珍しいですよ。毎回の差し入れも欠かさず、スタッフ全員に名前入りのジャンパーをくれました。久々の湾岸スタジオでくつろいでいる様子でしたね」

 チームワークはバッチリ。初回こそ視聴率は12.1%だったが、ここからが平成の視聴率男の底力の見せどころだろう。

 この対抗馬と言われているのが、日曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」(TBS系)。福山雅治と大泉洋のコンビが躍動する刑事ドラマだ。ドラマ関係者が裏事情を明かす。

「福山は『ガリレオ』(フジテレビ系)シリーズでの天才物理学者が当たり役になりましたが、今回は全盲のFBI捜査官役で、再び天才ぶりを発揮することになります。とはいえ既視感は拭えず、年齢的にも50代半ばで人気が下降線。さすがに高視聴率は難しいのでは、ということで、同じ事務所の大泉洋を起用してテコ入れを図ったようです」

 私生活でも仲がいい2人だが、共演は2010年放送のNHK大河「龍馬伝」まで遡る。

「当時、大泉が演じた近藤長次郎は、龍馬が作った亀山社中の一員だった。あれから13年が経ち、大泉の演技は『鎌倉殿の13人』の源頼朝役などでわかるように、今やその役者パワーは完全に福山とは逆転している。数字を握っている大泉が、福山を救えるかどうかが見ものです」(前出・芸能デスク)

 視聴率男対決はどっちに軍配が上がるのか。

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