スポーツ

【落合博満2023上半期 オレ流高視聴動画ベスト選】阪神・岡田彰布監督の「アレ流采配」は手堅くて強烈

 選手として、監督として唯一無二の実績を残し、ズバッとした物言いで解説。落合博満氏のYouTubeチャンネル〈【公式】落合博満氏のオレ流チャンネル〉のオレ流視点が大好評だ。23年上半期の視聴回数は、侍ジャパンが3大会ぶりの世界一を奪取したWBCに関するする動画が上位を占めたが、WBC以外に目を向ければ、2番手は64万回の〈【名将の復活】阪神の岡田監督について落合博満が語る!〉。1月20日の動画だった。

 今季、岡田彰布氏が阪神の監督に復帰したのは15年ぶり。岡田監督時代の05年以来、優勝もご無沙汰だが、岡田新監督の就任で、阪神ファンが落合氏の意見に注視したのも頷ける。なぜなら、落合氏もまた、中日の監督として04年から08年に岡田阪神と対戦しているからだ。

「手堅かった。走るところは走る、送るところは送る、仕掛けるとこは仕掛けてくる」

 そう岡田野球を評する落合氏は、

「まぁ、阪神とは6回までの試合で決着ついてたようなもんだから。これは阪神側も思ってたと思う」

 中日には守護神・岩瀬仁紀が、阪神には「J」ジェフ・ウィリアムス、「F」藤川球児、「K」久保田智之が7回から立ちはだかる。

「あのJFKっていうのは強烈だったからね」

 と落合氏は感慨深く回顧するのだ。

 さらに、阪神が優勝した05年。優勝争いを繰り広げる中日を追う阪神は9月7日、ナゴヤ球場で行われた中日戦に延長11回の末、4-3で勝利。ここから阪神がリーグ優勝へと加速したと言われる。その当時、試合後に「今日は監督の差で負けた」と口にしたという落合氏。

「負けは全部、監督の責任だから。よその監督はみんな、選手のせいにするんだろ」

 これはいったい、どこの球団の監督のことを指しているのか。いや、「よその監督はみんな」か…。

「落合監督」が舌を巻いた「アレ流」岡田阪神は今季、リーグトップを走る。惜しむらくは、それに対抗する「オレ流采配」第2ラウンドが見られないことか。

(所ひで/ユーチューブライター)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
都はるみ「引退⇒復帰⇒活動停止」そして矢崎滋と東北ビジネスホテル暮らし/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史
2
岩城滉一「舘ひろしと昔はほぼ毎日一緒にいた」/テリー伊藤対談(3)
3
挫折の末に大谷翔平の妻になった「バスケ元日本代表」真美子夫人のアスリート人生
4
前園真聖マヌケ大失態!RX-7を買って運転免許合宿に行ったらひとり取り残された
5
藤浪晋太郎と井川慶「メジャーリーグで大失敗」がもたらす「阪神出身投手はダメ」の烙印