芸能
Posted on 2023年07月13日 09:59

腰が痛いとボヤく「熟年バイプレイヤー」転身に成功した織田裕二の「いい味」

2023年07月13日 09:59

 バイプレイヤー・織田裕二がキターーーー!!

 伊藤沙莉主演で織田とバディを組む「シッコウ!!~犬と私と執行官~」(テレビ朝日系)が好調だ。7月4日の初回世帯視聴率は9.6%と二桁の大台には届かなかったものの、火曜9時枠の同局ドラマ初回視聴率としては「科捜研の女2022」2時間スペシャルの11.9%に次ぐ数字をマーク。視聴者の定着を占う7月11日、第2回の世帯視聴率も8.7%に踏みとどまった。

「踊る大捜査線」の織田、織田の上司を「HERO」の勝村政信、織田の協力者でどんな鍵でもこじ開ける鍵師を「相棒」の六角精児、「科捜研の女」では沢口靖子の元夫で警視庁幹部の渡辺いっけいが揃ったおかげで、地方裁判所が舞台のドラマなのに、刑事ドラマを見ているよう。

 タイトルの通り小型犬から大型犬まで毎回、犬が「ゲスト出演」するので、「科捜研」ファンの中高年男性から犬好きな若い女性まで、幅広い視聴者に「刺さる」キャスティングと演出が好調の要因だろう。ドラマ制作関係者が言う。

「織田は緊急入院でドラマ撮影が中止になった2001年以降、体調に波があり、撮影の拘束時間が長い地上波テレビドラマの出演は、2020年7月期の月9ドラマ『SUITS/スーツ2』以来です。織田にとって辛い時期はあったでしょうが、闘病生活を経て演技や佇まいに味が出た。『踊る大捜査線』の熱血刑事と違って犬に怯え、腰が痛いとボヤき、走るのもシンドそうな中年役に50代、60代の男性視聴者は自分を重ね、共感を呼んでいる。これからは名バイプレイヤーとしての出演が増えるかもしれません」

 主演に比べてプレッシャーがないぶん、体調管理の余裕もできるだろう。

「踊る大捜査線」で共演した「和製モーガン・フリーマン」いかりや長介を尊敬していたという織田。いかりやと同じ熟年バイプレイヤーへの「転身」は、今のところ大成功だ。

(那須優子)

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