もう真夏の外出は、根性で乗り切る時代ではないらしい。気象庁は今年、最高気温40度以上の日を「酷暑日」と新たに決めた。猛暑日を超える暑さが日常化したことで、服そのものが冷却機器になる流れも加速している。これまでのファン付きウェアは「現場作業用...
記事全文を読む→岸惠子が描いた「高齢女性の性愛」小説のモデルは自分自身だった/壮絶「芸能スキャンダル会見」秘史
2019年には自身にとって6冊目となるエッセイ「孤独という道づれ」を発売。さらに2021年には自伝「岸惠子自伝―卵を割らなければ、オムレツは食べられない」を上梓するなど、90歳を超えてもなお、執筆やトークショーと、精力的な活動を続けるのが岸惠子だ。
彼女が2013年3月に発売した、高齢女性の性愛を赤裸々に描いた小説が「わりなき恋」だった。主人公の「伊奈笙子」は、70歳を目前にしたドキュメンタリー作家。彼女が恋に落ちた相手は、ひと回り年下のビジネスマン「九鬼兼太」だ。2人はパリ行きの飛行機のファーストクラスで出会い、やがて恋に身を焦がすことになるのだが、「わりない」とは、道理に合わない、分別がないという意味。つまり、理性では止められない本能で…というわけである。
この小説、話題性もあってか、発売と同時にランキングのトップテンに入り、たちまちベストセラーに。ただ、作中には〈侵入してきた九鬼兼太を受け入れながらも激痛が走った。固く閉じたオブジェの扉は開くことができないでただ裂けた、ように笙子は感じた〉といった、高齢女性が抱える問題もリアルに描かれていた。
岸自身は女優としてデビュー後、日仏合作映画で知り合ったフランス人監督と結婚。24歳で単身渡仏し、一人娘を出産した。離婚後もパリを拠点に国際派ジャーナリストとして活動し、いわば激動の歴史を体験してきた女性だ。むろん恋愛経験も豊富であることは、想像に難くない。
そんな岸が出版から2年後の2015年4月14日、自身で脚色と衣装を手掛け、自らが出演する一人芝居「わりなき恋」を朗読劇として上演するにあたり、大阪市内で記者会見を開いた。
「ヒロインはほぼ自分です。(相手役の男性像についても)全然男を知らないわけじゃないんで、いくつかのアバンチュールの中で出会った男性を混ぜ合わせました」
当初は映画化を希望していたが、
「(内容的に)朗読劇には向いていないでしょ。でも、ふさわしい女優さんがいなくて…。私? 20年近く若ければねぇ」
一部報道では「九鬼兼太」のモデルとなった男性は、慶応大出身の大手自動車会社取締役で、この著書が社内で話題になったことで、過去の社内不倫が発覚。結果、出世を逃がしたとの噂も流れたが、真相は不明だ。
「気付いたら、したたかで強い女になっていた」という彼女も、今年8月で91歳に。今後も変わらぬ活躍を期待したい。
(山川敦司)
1962年生まれ。テレビ制作会社を経て「女性自身」記者に。その後「週刊女性」「女性セブン」記者を経てフリーランスに。芸能、事件、皇室等、これまで8000以上の記者会見を取材した。「東方神起の涙」「ユノの流儀」(共にイースト・プレス)「幸せのきずな」(リーブル出版)ほか、著書多数。
アサ芸チョイス
ドジャース・大谷翔平の第二子誕生をめぐって、フェミニストを名乗る女性たちがSNS上で「多産DVだ」「年子出産は女性虐待だ」と騒いでいる。大谷夫妻は昨年4月20日に第一子誕生を報告、この6月20日に第二子誕生をアナウンスした。これら誹謗中傷コ...
記事全文を読む→一発出たら同点。3-7と4点をリードされて迎えた7回裏、二死満塁の場面。この日いちばんの勝負どころで、広島・新井貴浩監督がベンチから送り出した代打は捕手・石原貴規だった。結果は空振り三振。最大の山場でなぜ、より長打を見込める打者を送り込まな...
記事全文を読む→これはトレードのショーケースなのだろうか。そう思ってしまったのは、阪神タイガースの梅野隆太郎捕手が2軍から再昇格し、6月23日のヤクルト戦に即スタメン出場して攻守に高い能力を見せつけたことだ。1-0とリードした5回に二塁打を放ってチャンスメ...
記事全文を読む→

