スポーツ
Posted on 2023年10月11日 09:58

「埼玉スタジアム」アクセス最悪が新駅誕生で解消へ「トンボ生息問題」はどうなった?

2023年10月11日 09:58

 浦和レッズのホームグラウンドであり、日本代表の試合も行われてきた埼玉スタジアム2002。多くの名勝負と名場面が生まれ、日本サッカーの「聖地」となっている。

 しかし日本代表の試合となれば「埼玉スタジアム以外の場所で開催してほしい」との声も少なくない。実際、代表の試合が開催されたのは昨年3月のW杯アジア最終予選のベトナム戦が最後。今年は1度も行われていない。

 その理由となっているのが、最寄り駅の浦和美園駅からスタジアムまで距離があること。約1.3kmもあり、徒歩で片道20分以上もかかるためだ。行きはまだいいが、応援しているチームが負けた後の帰り道は足も重くなり、より遠く感じる。浦和美園駅から埼玉スタジアムまで試合前はシャトルバスが運行されているが、試合後はない。

 浦和美園駅が終点の埼玉高速鉄道は、埼玉スタジアムへのアクセス路線として誕生。であればもっと近くに駅を作ればよかったとの声が完成当初から上がった。なぜ近くに作らなかったのか。鉄道ライターによると、

「本来はスタジアムの真横に『埼玉スタジアム駅』を作る予定だったのですが、駅の建設予定地に希少なトンボの生息地があり、建設を断念したと聞いています。結果、浦和美園駅が最寄り駅になったのです」

 しかし、そう遠くない未来にこの問題は解消されそうだ。埼玉高速鉄道は浦和美園駅からさいたま市岩槻区を経由し、蓮田市までの延伸が計画されている。同時に埼玉スタジアム駅を新設する予定で「駅を出るとすぐにスタジアム」が実現する。

 ここで気になるのがトンボの生息地問題だが、

「埼玉スタジアムができる前、あの辺りは田んぼと沼ばかりで、スタジアム完成後もなかなか開発が進まず、こけら落としの時でも駅前にコンビニが1店あるだけ。ところが2006年にイオンモール浦和美園がオープンすると街が活性化しました。それに合わせて、徐々にトンボも生息地を他に移したのではないでしょうか」

 埼玉スタジアム駅が誕生すれば、再び日本代表の試合が開催されることだろう。

(鈴木誠)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/24発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク