芸能
Posted on 2023年10月15日 05:59

堂本光一VSジョニー・デップ「どっちが世界一か」舞台と映画のガチンコバトル

2023年10月15日 05:59

 世界的なベストセラーとなった、ロアルド・ダールの児童文学「チョコレート工場の秘密」。2005年の映画版ではジョニー・デップが主人公ウィリー・ウォンカを演じ、その異様な雰囲気をまとった演技に多くが魅せられた。

 そしてこのほど、日本版ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」が、10月9日に東京・帝国劇場で開幕した。

 この舞台は2013年から2017年にかけて、イギリス・ロンドンのウエストエンドでロングラン上演され、さらにはアメリカ・ニューヨークのブロードウェイ公演のほか、世界各地でツアー公演が行われている。

 日本版の主演は、ジャニーズ事務所の堂本光一だ。開幕会見では当然ながら、ジャニーズの性加害についても質問が飛んだが、これについては、

「ジャニーズを世界一クリーンな会社にする」

 その上で、自信満々にこう語ったのだった。

「世界中で上演されている作品ですが、日本がいちばんいい出来ではないでしょうか」

 実際に舞台を見てきた演劇ファンが言う。

「どうしてもジョニー・デップの印象が拭えないので、違和感を覚えました。とはいえ、日本オリジナルになっていて、ストーリーが違うので、それはそれでよかったですが。開幕前のフレコミとは違って、ドラマ性は少し薄い気がしましたね。感想には個人差があるかと思いますが、内容はファンシーでかわいらしいというイメージです。なんといっても、会場中にチョコレートの匂いがしたのが驚き。嗅覚からチョコレート工場を感じるという演出は素晴らしいと思いました。ただ、これほど性加害問題が取り沙汰されている時に、日本の舞台が最もいい出来だと豪語するところが、プライドの高い堂本光一だなと…」

 逆風ゆえに、自身を鼓舞する意味での発言なのかもしれないが、

「12月8日からはパート2の映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』が公開されますが、若き日のウォンカを演じるのはティモシー・シャラメ。今年2月に公開された映画『ボーイズアンドオール』では、人を食べて生きる役を演じています。彼ならジョニー・デップを超えられるかもしれない。堂本もそのくらいのお芝居をしてから、世界一を標榜してほしいものですね」(映画関係者)

 公演を重ねて、プライドと好演の一致なるか。

(小津うゆ)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/7/22発売
    ■620円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク