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公営競技は暮れの大一番に向けて、出場権を懸けた戦いが続く。競輪はG1、ボートレースはSGが各2大会あり、激しいタイトル争い、獲得賞金争いが展開される。
競輪は10月19日から22日まで新潟・弥彦競輪場で、GI寛仁親王牌が行われた。弥彦は公営競技で唯一、村営で行われているギャンブル場である。弥彦神社を真ん中にして、右に競輪場、左には弥彦の温泉街が広がる。周囲を杉並木に囲まれ、神様に見守られて競輪場と温泉がある、ありがたい土地柄なのだ。
弥彦にはG1など大きな大会だけでなく、これまでに何度も出かけている。東京からの場合、上越新幹線で1時間40分程の燕三条駅で降り、そこから競輪開催の日に出ている専用バスか、弥彦線を利用する。とはいえ本数が少ないため、カーシェアかレンタカーを利用している。燕三条駅から競輪場までは、車で30分から40分の距離だ。
今回は俳優で作家の中村敦夫さんとともに、弥彦に出かけた。中村さんといえば、ご存じ「木枯し紋次郎」。大きな編み笠姿で颯爽と走り回るニヒルな渡世人だ。その姿に我々ファンはシビレた。中村さんは数十年来の競輪ファン。かつて特別競輪中継のテレビ解説が好評だった。今も競輪との関わりは深く、長年、年間選手表彰委員会の委員長の任にある。競輪界の重鎮、ご意見番なのである。
中村さんには夕刊紙で、競輪だけでなく時事問題の連載もお願いしたことがある。そんなこんなで都度都度、競輪場にもご一緒してきた。2017年、18年には中村さんと行く競輪ツアーも企画し、30~40人で伊東温泉競輪と静岡競輪に出かけた。2019年に出した「令和元年 競輪全43場 旅打ちグルメ放浪記」(徳間書店)にも、何度もご登場いただいた。
紋次郎先生もコロナになってからは競輪場に出かける機会が減ったが、今年は5月にG3宇都宮記念、8月に西武園のG1オールスター競輪に出かけた。そして10月は、立川競輪場で開催されるKEIRINグランプリに出場できるか、しのぎを削る激戦の弥彦G1参戦。いざ、である。
10月21日と22日。決勝は22日12Rだった。新幹線の燕三条駅に降り立つと、大粒のゲリラ雨に見舞われた。
「この雨では選手も走りにくいでしょうね」
「そうだね」
中村さんのことは秘かに「紋次郎先生」と呼ばせていただいているが、これしきのことで動じるわけもない。参議院議員を務めていたこともあるから、政治から旧ジャニーズ、もちろん競輪まで博学多才。実際に現場をご存じなので、話に説得力がある。正面に高くそびえる弥彦山を見ながらのドライブは、アッという間だった。
地方のギャンブル場はファンのほとんどが車でやって来るので、弥彦競輪の駐車場も混んでいた。車を降りて競輪場に向かっていると、こちらを見てニヤニヤしている夫婦がいる。何だろうと思っていたら、近づいてきて「まーちんさんの師匠の方ですよね」と言われる。ん? まーちん? 一瞬ポカーンとしたが、すぐに合点した。
YouTuberのまーちんには、最初に競輪のいろはを教えたので師匠、弟子という関係らしい。GP、G1、G3などの大会を一緒に観戦したり、まーちんのYouTube動画にも何度も出ている。こちらはあとから見返すこともほとんどないので、出た後に忘れていることもあるが、ファンの人が見憶えていて、声をかけてくれたようだ。
「え、まぁ…」
ありがたいことではある。
入り口で受付を済ませ、さっそく車券勝負。紋次郎先生も買う気満々だ。なんだか儲かりそうな気分。
入れてもらったのは新しくできたスタンドで、2センターに沿って建てられている。窓際からはバンクのカントの絶壁を、真下に見ることができた。
「ここは直線が400メートルバンクでは、2番目に長いそうです。カントもキツそうですね」
「迫力はあるね」
紋次郎先生も身を乗り出している。
こちらの初ゲットは7Rだった。1着⑤、2着③から買ったつもりが、⑤②から買ってしまい、⑤③から買い直したら、結果は⑤②⑨で、3連単1万3550円が的中した。ラッキー! 紋次郎先生は7R、⑦①の2車単3860円を取っていた。
(峯田淳/コラムニスト)
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