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記事全文を読む→巨人で出番が消えた中田翔が他球団に移籍するための「出来レース」方式
巨人・中田翔に「ノンテンダー移籍」の可能性が出てきた。海外FA権を保有する中田は巨人と3年契約を結んでおり、今季で2年目が終了した。あと1年の契約が残っているが、3年目はオプションで解除事項が設けられているため、FA権を行使しての移籍が取り沙汰されている。スポーツ紙遊軍記者が言う。
「阿部慎之助監督は来季、一塁・岡本和真、三塁・坂本勇人の布陣でいくと公言しており、中田のスタメン出場の可能性は極めて低い。出場機会を求めて権利行使する可能性が、日増しに高まっています」
過去、パ・リーグで三度も打点王のタイトルを獲得。ゴールデングラブ賞5回の実績もある選手だが、FA移籍には大きな壁がある。今季の年俸が推定3億円と高額なこともあるが、問題なのは人的補償が発生することだ。スポーツ紙デスクが解説する。
「確かに中田を獲得すれば1、2年は戦力になるかもしれない。でも人的補償で選手を出したくないチームは多いですからね。金銭面は外国人選手をひとり獲得したと思えばいい。とはいえ、人的補償で出した選手に活躍されては赤っ恥ですから」
人的補償ではないが、昨年オフの現役ドラフトで移籍した阪神・大竹耕太郎や中日・細川成也が大活躍。かつての所属先だったチームで物議を醸していることも、大きく影響しているのだろう。
そこで持ち上がってくるのが「ノンテンダー移籍」だというのだ。前出の遊軍記者は、
「ある意味、出来レースですけどね。水面下で話し合い、巨人に中田を自由契約にしてもらって獲得に乗り出す、という図式です。そうなれば、獲得するチームには人的補償が発生しない。一見、巨人が損とも思えますが、コストカットになるし、相手チームに恩も売れる。仮に中田が活躍でもすれば、借りを返せと迫り、巨人に有利なトレード話になる可能性もありますからね」
ただ、家庭環境の問題から、中田が巨人残留を強く望むケースも考えられる。その場合、巨人も中田本人もノンテンダーで獲得を模索するチームのいずれも得はない。
(阿部勝彦)
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